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F1デビューから4年目、F1参戦81レース目となるロシアGPで自身初となる優勝を手にしたメルセデスのバルテリ・ボッタス。今季メルセデスに移籍したボッタスは、移籍後4戦目にして早くも表彰台の頂点に上がった。今週末は全てのセッションでチームメイトのハミルトンに圧勝、3度のワールドチャンピオンを全く寄せ付けない圧倒的な強さを見せた。
F1歴代107人目、フィンランド人としてはヘイキ・コバライネンに次ぐ5人目のウィナー誕生について、キャリア初期からボッタスを支えていたトト・ウォルフは「バルテリにとってファンタスティックな初勝利になった。今日は彼にとってアメージングな日になったね。レースを完璧にコントロールしていたよ」と語り、その喜びを隠そうとはしなかった。
ボッタス:ロシアGP決勝後コメント
バルテリ・ボッタス
決勝:1位、予選:3位
「気持ちの高ぶりを落ち着かせるのには時間がかかるよ。日頃僕は感情的ではないけど、フィンランドの国歌を聞くのはすごく特別だった。初めての勝利はなんだか夢のようだ。たくさんの勝利の始まりであるといいね。間違いなくこれまでで最高のレースの1つだ」
「セバスチャンからのプレッシャーはそんなに大したことはなかったんだ。主な問題は、周回遅れの車抜くことだった。タイムを失わないで彼らを抜くのは難しかったよ。残り15周のところでタイヤをロックアップさせてしまい、タイムを失ってしまったんだけど、ちゃんと管理できたよ。集中するために少し静かにしてくれるように無線で頼んだ」
「この勝利がいずれ僕にたくさんの自信を与えてくれると確信してるよ。結果は出せると思っていたし、僕はいつも自分の力を信じているけど、今日の勝利はそれを裏付けてくれたね」
ドライバーの初優勝を目のあたりにするのはいつだって嬉しい。過去ロシアGPでメルセデス以外のチームが優勝したことは一度もなかったが、ボッタスはこの統計をさらに強固にした。ソチでの統計にはこんなものものある。「ここでの優勝者は例外なくその年のワールドチャンピオンの座を射止める」今季のバルテリ・ボッタスからは目が離せなくなりそうだ。
2017年ロシアGPの詳しい模様については「F1ロシアGP《決勝》結果とダイジェスト」を参照されたい。