レッドブル・ホンダRB15のリア、ソチ・オートドロームにてcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

ホンダF1、全車PU交換ペナ 最上位は9番グリッド「順位挽回を狙う」F1ロシアGP《予選》

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F1第16戦ロシアGP公式予選に挑んだホンダエンジン勢は、1台がクラッシュ、もう1台が欠場と、半数がQ1で姿を消し、唯一最終Q3まで残ったマックス・フェルスタッペンも4位に留まった。

週末に先立って、ホンダは次戦日本グランプリを見据えて、戦略的観点からレッドブル及びトロロッソの計4台に新品のスペック4エンジン(ICE)を投入。ES及びCE以外の全てのエレメントを交換したダニール・クビアトは最後尾へと降格し、他の3台は5グリッド降格を受ける事が確定した。

ところが、予選前最後のフリー走行でクビアトにエンジントラブルが発生。ホンダはセッションを終え、ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kの各コンポーネントを再度投入する決断を下した。予選開始までに残された時間は2時間。既に最後尾スタートが確定していたため、作業の確実性を優先し、クビアトは予選を欠場した。

チームメイトが順当にQ3に進んだ一方、アレックス・アルボンはクラッシュによって車体後部を破損。19番手と厳しい結果に終わった。曰く「追い風に煽られた」との事で、決勝ではクビアトと並んだ最後方からの巻き返しにチャレンジする事になる。

Pos Driver Team Q1 Q2 Q3 Laps
4 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:33.368 1:32.634 1:32.310 15
11 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1:34.456 1:33.950 13
19 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 1:39.197 4

現時点でフェルスタッペンは、ロマン・グロージャン(Haas)とダニエル・リカルド(Renault)に挟まれる9番グリッドからのスタートが見込まれている。予選を振り返ったホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターは「全車が降格を受けますが、決勝での順位挽回を狙います」と語った。

ホンダ:F1ロシアGP予選を終えて

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

今日の予選では、堅実な走りを見せてくれたフェルスタッペン選手が4番手となりましたが、ペナルティーを受けるため、明日は9番グリッドからのスタートになります。その他のドライバー達も、パワーユニット交換に伴うグリッド降格によって後方スタートとなりますが、レースではポジションを挽回してフィニッシュできるよう、我々としても最善を尽くしたいと考えています。

なおクビアト選手については、FP3のセッション中にパワーユニットに問題が発生してしまい、急遽交換作業が必要となりました。ペナルティーによる最後尾スタートが確定していましたので、作業を確実に終える事を優先し、予選での出走を見合わせる事を選択しました。今回発生した問題ついてはこれから分析を行います。


ポールポジションはシャルル・ルクレール(Ferrari)。4戦連続の快挙となった。2番手はルイス・ハミルトン(Mercedes)。3番手にはセバスチャン・ベッテル(Ferrari)が続く結果となった。

2019年F1第16戦ロシアグランプリ決勝レースは、日本時間9月29日(日)20時10分から行われ、1周5872mのソチ・オートドロームを53周する事で勝敗を決する。

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