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F1ロシアGP予選を終えて、チームメイトのバルテリ・ボッタスに4勝2敗と全くの互角の成績に追いつかれたメルセデスのルイス・ハミルトン。ロシアGPの予選では全てのセッションでコンマ5秒近くもの大差を付けられる結果となった。今季移籍してきたばかりのボッタスに、早くも2敗を喫した3度のワールドチャンピオンの心中や決して穏やかなものではないだろう。
ハミルトンはタイヤ管理に苦しんでおり、ボッタスとのタイム差の原因は最終セクターにあると語る。メルセデスは今季のウルトラソフトタイヤの扱いに手こずっており、これが原因で開幕戦のオーストラリアと前戦バーレーンでフェラーリに敗れ去っている。
ハミルトン:ロシアGP予選を終えてのコメント
ルイス・ハミルトン
予選: 4位/1:33.767
「単純に今日の僕には十分な速さがなかった。全ての答えは最終セクターにあるんだ。僕はここで0.5秒失ってしまった。今週末ずっとこのセクターでのバランスに苦労しちゃっててね。タイヤを上手く使えていないんだよ。今晩振り出しに戻って何とか改善してみるつもりだよ」
「フェラーリは本当に良い仕事をしたね。彼らのレースペースは良さそうだけど、昨日の僕のレースペースは良くなかったから明日の戦いは厳しいものになると思う。でも、持ってる物は全て出し尽くすつもりだよ。ソチは後ろに付いていくのが簡単なサーキットじゃないけど、長いストレートがオーバーテイクのチャンスを提供してくれるハズさ。狙うのはそこだね」
「僕は汚れたグリッド側からのスタートだから、おいしいところもないし自分でできることもないけど、今日は可能な限りベストな仕事をしたと思ってる。がっかりする必要なんてないし、ガチンコのレースを心待ちにしているよ。ポジティブなエネルギーを引き寄せるつもりだし、決勝の日曜日が良い1日になることを祈ってるよ」
予選の詳しい模様については「ロシアGP予選ダイジェスト」を参照いただきたい。F1ロシアGP決勝レースは、2017年4月30日(日)21:00からソチ・オートドロームにて行われる。