ニコ・ロズベルグ、ルクレールの二の舞に…生配信中に妻ヴィヴィアンが
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、リモートワークは唐突とも言える形で普及した。クライアントとのビデオ会議中に泣きじゃくる子供が乱入するなど、意図せずプライベートが流出する事案が増えているように見受けられるが、それはF1界も変わらない。
各国政府は欧米を中心に厳しいロックダウン措置を講じ、F1では開幕戦から第10戦フランスGPまでが中止・延期され、ゼロからのカレンダー再編を強いられている。イベントが行われていないために、サーキットでの衝突事故のリスクがゼロになった一方で、放送事故のリスクは増大した。
2016年のF1ワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグは、5月17日(日)の夜に行われたF1 eスポーツ・チャレンジ・イベント「#ChallengeHeinekenLegends」に参加し、元レッドブルF1ドライバーのデイビッド・クルサードとの直接対決に挑んだ。
これは公認ゲーム「F1 2019」をプラットフォームとしてオンライン上で行われたシムレースイベントで、他にはブラジルサッカー界のレジェンド、悪魔の左足を持つロベルト・カルロスと、オランダ出身の元F1ドライバー、ロバート・ドーンボスが参加した。
ハプニングはイベントが半ばに差し掛かった時に起こった。白いガウンのようなものを身に着けたロズベルグの妻、ヴィヴィアン・シボルトの生足が、ストリーミング配信中のロズベルグのカメラの枠に入ってきたのだ。
https://twitter.com/F1/status/1262107212081586176
指摘されたロズベルグは、すかさず後ろを振り返り「ベイビー、ベイビー! 1億人が見てるライブストリーミングに映っちゃってるよ!」と愛妻に声を掛け爆笑した。司会は慰めるような素振りで「気にしなくても大丈夫さ」と切り出し、ゲーム実況に熱中し過ぎたがために恋人を家の外で待たせ続けたシャルル・ルクレールの一件を挙げた。
直接対決の結果、ロズベルグは4対3のスコアでクルサードを下して勝利を収めたが、同時に恥ずかしいプライベート映像をも納めてしまった。ロズベルグはイベント後、SNSを通してルクレールに「君だけじゃないよ」と声をかけ、ルクレールは「ようこそ」と返した。
Welcome to the club pic.twitter.com/7dMQm6xtyB
— Charles Leclerc (@Charles_Leclerc) May 17, 2020