あなたのデザインがレッドブル「RB19」に!2023年のF1米国3戦で特別カラーを投入
レッドブル・レーシングは2023年に行われるF1マイアミGP、F1アメリカGP、そしてF1ラスベガスGPという米国内での3レースにスペシャルカラーの「RB19」を投入する計画だ。デザインはファンから募る。
2005年のF1参戦以来、レッドブルはネイビーブルー、レッド、イエローの組み合わせから成るカラースキームを一貫して採用しているが、幻の2021年日本GPのために用意された「ありがとう号」のように、数少ないながらも何度かワンオフカラーを施した経緯がある。
2023年シーズンはなんと3戦で限定リバリーを計画しており、更にはファンを対象としたコンペでデザインを決めるというから驚きだ。2026年以降のフォードとのエンジン契約が決まり、レッドブルはこれまで以上に米国市場に寄り添う姿勢を強めている。
「Make Your Mark」と銘打たれたこのコンペはチームのタイトルスポンサーを務めるオラクルの協力を経て、レッドブルが運営するファンのためのプラットフォーム「The Paddoc」を通して行われる。
クリスチャン・ホーナー代表を筆頭に、スポンサーのオラクルやバイビット、そしてモービル1の代表者から構成される審査委員会に認められたデザインがマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス駆るマシンに採用される。
更に、優勝者とその連れの計2名にはグランプリへの飛行機代と宿泊施設が提供され、1回目のフリー走行中のガレージツアーが用意される。
なお、本コンペと合わせてRB19のカラーリングが発表された2月3日(金)のシーズンローンチに先立ちレッドブルは、真っ白なボディのエンジンカバーに雄牛のロゴマークだけを描いた意味深な画像をソーシャルメディアに投稿した。
レッドブルF1、意味深な純白…2023年「RB19」カラーリング刷新はあり得る?https://t.co/hCJGj2zz4d | #F1jp #レッドブル #RB19
— 【F1ニュース/解説】Formula1-Data (@formula1_data) January 27, 2023
そしてローンチ直前にモノクロのグラフィティに覆われた以下の画像を公開した。
ホーナーによるとこれは英国出身のアーティスト、「Mr Doodle(ミスター・ドゥードゥル)」ことサム・コックスとのコラボレーションで作成された2018年型F1マシン「RB14」のショーカーで、RB19とは何らの関係もないものだった。
このショーカーはレッドブル創設者の故ディートリヒ・マテシッツが設立した脊髄損傷の治療研究を支援する非営利団体「Wings For Life」を支援するためにオークション会社クリスティーズに出品され、落札全額が寄付されることになっている。