レッドブル・ホンダRB15に乗り込むアレックス・アルボン、2019年F1メキシコGPにて
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レッドブル・ホンダ、FP3に先立ちアレックス・アルボンのシャシーを交換 / F1メキシコGP

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レッドブル・ホンダは、F1メキシコGPの3回目のフリー走行に先立って、アレックス・アルボンのサバイバルセルを交換。23号車の車検申告書をFIA国際自動車連盟に提出した。クラッシュの衝撃は予想以上に大きかったようだ。

今回がエルマノス・ロドリゲス初走行となったアルボンは、26日(金)の最初のセッションで4番手タイムを記録。順調なスタートを切ったかに思われたが、FP2を走行中、ターン7への進入の際に、縁石に乗ったリアが滑る格好となり、ターンインの瞬間にロック。右フロントからアウト側のタイヤバリアに激突した。

ミスの代償は高く、アルボンはセッションの大部分を失い、走行わずか5周の20番手最下位に終わった。チーム全体のプログラムが妥協を強いられただけではない。クリスチャン・ホーナー代表は「彼自身にとっても痛手。初めて走るサーキットの場合は、できる限り多く走り込む事が重要なのに」と肩を落としていた。

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