ホンダF1、レッドブルとアルファタウリが揃ってトップ3も「やるべき事はまだ山積み」と田辺TD
ホンダF1パワーユニット勢は11月19日(金)に行われたF1第20戦カタールGP初日2回のセッションで共に、レッドブル及びアルファタウリ双方のドライバーがトップ3に入るなど、上々の出だしを切った。
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
2 | ガスリー | アルファタウリ | 1:23.357 | +0.209 | 27 |
3 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:23.498 | +0.350 | 20 |
7 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1:23.735 | +0.587 | 28 |
8 | ペレス | レッドブル | 1:23.787 | +0.639 | 20 |
ホンダ勢は決勝及び予選と同時刻帯に行われたFP2で、ピエール・ガスリーがトップからコンマ2秒差の2番手に、そこからコンマ1秒遅れの3番手にマックス・フェルスタッペンが入った。
また、角田裕毅とセルジオ・ペレスも7、8番手と上位につけ、全車トップ8という結果で初日を締め括った。
上々とも言える滑り出しだが、ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターは「やるべき事はまだ山積み」と慎重だ。
「今日のカタールGP初日は、FP1が日中に、FP2がレース開始時間に合わせた夕刻17時から行われました」と田辺TD。
「他の砂漠地帯でのレースと同様に、外気や路面の温度が特に日没後に大きく変化するため、明日の予選と日曜のレースに向けてはコンディションが近いFP2のデータが重要となります」
「ロサイル・インターナショナル・サーキットを走行するのは今日が初めてでした。両チーム共に多くの周回を重ねて、車体・パワーユニット(PU)双方でセットアップを煮詰めていきました」
「ただしパフォーマンス向上のためには、まだまだやるべき事がたくさんあります。集めたデータを解析して、予選及びレースに向けて最適化を進めていきたいと思います」
F1カタールグランプリ3回目のフリー走行は日本時間11月20日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される。