角田裕毅、AT02好調でトップ7連発「あとは肝心な時に全てをまとめ上げていくだけ」
2021 F1第20戦カタールGP初日プラクティスで5番手と7番手タイムを残したアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、ロサイル・インターナショナル・サーキットでのAT02はかなり良い調子だとして「あとは肝心な時に全てをまとめ上げていくだけ」だと語った。
FP1でフェラーリ勢を退け5番手タイムを刻んだ角田裕毅は、トワイライトに開始されたFP2でも印象的なパフォーマンスを発揮。7番手タイムをマークしてシニアチームのセルジオ・ペレスを1000分の52秒差で8番手に退けた。
ロサイル・インターナショナル・サーキットはグランプリ初開催地であり、走行経験という点ではベテランも新人もイコール条件だ。
角田裕毅は2日目に向けての課題にソフトタイヤを挙げた。チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズはタイヤという観点から明日に向けてロングランの改善に取り組む必要があると説明した。
あとは肝心な時に全てをまとめ上げていくだけ
角田裕毅
FP2: 7位, FP1: 5位
これまでのところクルマはかなり好調ですし、今日は良い1日になったと思います。
予選や決勝に向けてデータを収集するために、今日は幾つかの異なるセットアップを試してみました。これはデータがない新しいサーキットにおいて本当に重要な事です。
ミディアムを履いたクルマのパフォーマンスは良かったのですが、ソフトタイヤで若干苦労しましたので、今夜はこのエリアを改善すべく頑張りたいと思います。
全体的には良い一日だったと思います。あとは肝心な時に全てをまとめ上げていくだけです。
オーバーテイクはかなり難しいようなので、決勝に向けて良いスタートポジションを確保する事が重要になると思います。そうすれば日曜のレースでポイントを懸けて争えると思います。
初日をトップで締め括ったのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。2番手ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)をコンマ2秒差で退けた。3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続く結果となった。
F1カタールグランプリ3回目のフリー走行は日本時間11月20日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される。