セルジオ・ペレス、8番手止まりも「周りとの差は殆どない」予選上位狙う
レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、11月19日(金)に行われたF1第20戦カタールGPの両セッションで共に8番手に留まった。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは3番手で初日を締め括った。
レッドブル・ホンダのドライバー達は共に、ミディアムタイヤでのクルマの感触は良いものの、ソフトに関しては解決すべき課題があると主張しているが、ペレスはライバルとの「マージンは非常に小さい」と考えており、予選に向けてチームとして力を発揮できることを期待している。
現時点でレッドブル・ホンダRB16BはメルセデスW12に対して1ラップペース(セクターベストの合算による理論上の最速タイム)で約0.07秒、ロングランでは約0.1秒差につけており、そのギャップは土曜日に向けて十分克服可能なレベルにある。
周りとの差は殆どない
セルジオ・ペレスFP2: 8位, FP1: 8位
ここは若い頃にレースをした事がある場所だけど、ここに来て徐々に思い出してきている程度だから、経験があるからと言って、周りより有利だとは思っていない。
今日は出だしは良かったけど、計画に従ってセッションを通して幾つか変更を加えているし、特にソフトタイヤでの走行に関して振り返って調べてみる必要がある。周りとの差は殆どないし、予選で強さを発揮できればって思ってる。
ここは昼と夜とで全く違う面白い場所だね。コースは楽じゃないし、明日は風向きも変わるみたいだから、どうなるか興味深いところだ。マシンバランスには完全に満足できていないし、明日のFP3までに修正していきたい。
決勝と同じコンディションで行われる次のセッションは予選だ。前に向かってプッシュしていくために、今夜はFP2の走行の分析に取り組むつもりだ。
初日をトップで締め括ったのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。2番手ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)をコンマ2秒差で退けた。3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続く結果となった。
F1カタールグランプリ3回目のフリー走行は日本時間11月20日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される。