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ホンダF1田辺ディレクター「トラブルをあぶり出す事もテストの一つ」第二回 F1バルセロナテスト初日
ホンダF1の現場責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターは、6日に行われた第二回テスト初日を終えて、不具合を洗い出すこともテストの重要な目的の一つであるとの認識を示した。
先週までの悪天候が嘘であるかの如く、この日のカタロニア・サーキットは晴れ渡る日差しに恵まれた。テストを担当したピエール・ガスリーは午前中に計53周を走り込み、先週のチームベストを更新する1分20秒973を刻んでみせた。だが、午後はブレーキトラブルが発生したため僅か1周の走行に留まった。
トロロッソの技術部門を率いるジェームス・キーは、車体側の都合によって貴重な走行時間を失ったとして、ガスリーとホンダに謝罪した。
トラブルをあぶり出す事もテストの一つ
田辺 豊治ホンダF1現場責任者
第二回目のテスト初日を迎えたバルセロナは青空に恵まれ、先週よりも暖かいコンディションの中でセッションが開始されました。実際のレースでのコンディションに近い一日でした。
先週我々はデータ取りとシステムチェックに集中して取り組みましたが、今日からはよりレースにフォーカスしたプログラムを実施してきます。残念な事にマシンに問題を抱えたため、午後の走行を中止しトラックタイムを失ってしまいました。
こういった問題をあぶり出すこともテストの一つです。失ってしまった時間の穴を埋めるべく、残された3日間で更に準備を進めていくつもりです。