ピエール・ガスリー、トラブル発生も5番手タイム「速さに満足、全てが完璧」第二回 F1バルセロナテスト初日
2018年シーズン2回目のF1プレシーズンテスト初日を終え、3強チームに次ぐ4番目のチームとして5番手タイムを記録したトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、パフォーマンス面で前向きな一日になったと振り返った。
6日(火)のテストを担当したガスリーは、トップのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)からコンマ5秒遅れの5番手。ライバル勢が自らの最速ラップタイムを更新できない中、ガスリーは先週のテスト2日目に自身が記録したこれまでの最速タイムを0.345秒更新する1分20秒973を記録してみせた。
第一回のテストで圧倒的な信頼性を見せつけ、全チーム最多となる324周を走り込んだトロロッソ・ホンダであったが、この日は些か様子が異なった。セッション開始一時間ほどはガレージ内に留まり午前中の総周回数は53、午後はブレーキに問題を抱え1周しか走る事が出来なかった。この日最多周回を稼いだのは最得ベッテル。171周を達成している。
トラブルをあぶり出すことがテストの目的の一つであるとは言え、一日の半分を棒に振った事はポジティブとは言えない。だが、ガスリーは先週よりもマシンはステップアップを果たしていると述べ、順調であることを強調する。
速さという面では本当に前向きな一日
ピエール・ガスリー5位, 1分20秒973
速さという面では本当に前向きな一日になったんだけど、午後にブレーキシステムに少しばかり問題が発生してしまって、修復のために予想以上の時間がかかってしまった。思っていたようにたくさんは走り込めなかったよ。マシンではなく僕ら自身に対してのテストになってしまったね!
これまでのところ、全てが完璧に上手く行ってる。マシンはかなり良いし先週と比べて改善している。僕らは正しい方向に向かって進む事ができてるよ。