バルセロナテストを走るW09のバルテリ・ボッタス
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1st F1テスト2日目午前《結果》メルセデス最速、トロロッソ・ホンダは4番手、レッドブルは燃料トラブル

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2018年F1プレシーズンテスト2日目、午前中の走行を終えた時点でトップに立ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。ソフトタイヤで1分20秒270をマークし、昨日最速を刻んだレッドブルのダニエル・リカルドに肉薄するタイムを記録した。

2番手には、禁断のハイパーソフトタイヤを履いたマクラーレンのストフェル・バンドーン。1分20秒325をマークした。マクラーレンは初日、フェルナンド・アロンソにもスーパーソフトを履かせており、他のチームよりも一段柔らかめのコンパウンドでタイムを記録している。3番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテルが続き、ミディアムタイヤで1分21秒493を記録した。

2日目のバルセロナは朝方雪が降る程に冷え、セッションは気温3℃、路面温度4℃という厳しいコンディションでスタートした。まともなテストが可能な状況でない事もあり、昨日と比べて大幅に走行機会が少なくなっている。テストは午前と午後の4時間のセッション✕2回で構成されるが、2日目は昼休みなく現地9時から6時までぶっ通しでセッションが行われる事が急遽決定した。

ブレンドン・ハートレーからバトンを引き継ぎトロロッソ・ホンダ「STR13」のステアリングを握ったピエール・ガスリーは、ソフトタイヤで4番手タイムを記録。コンディションによる影響を除けば、順調に走行を続けている。

昨日タイムシート最上部に上がったレッドブルは、この日マックス・フェルスタッペンがRB14のテストを担当。3周の走行に留まりノータイムとなっている。燃料システムにトラブルを抱えたため、ガレージ内での修復とチェックに追われた。

F1プレシーズンテスト2日目午前 順位結果

Pos. Driver Team Time Lap
1 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分20秒270 49
2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分20秒325 35
3 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分21秒010 35
4 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分21秒318 42
5 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分21秒822 46
6 カルロス・サインツ ルノー 1分22秒125 21
7 エステバン・オコン フォース・インディア 1分22秒907 23
8 シャルル・ルクレール ザウバー 1分23秒917 44
9 ケビン・マグヌッセン ハース 1分42秒276 6
10 マックス・フェルスタッペン レッドブル 3