腕組みをしてモニターを見つめるスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール、F1バルセロナ合同テストにて
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シャルル・ルクレール「開幕戦に向けて準備完了、SF90は堅実に仕上がっている」F1テスト7日目

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2日連続でマシントラブルに見舞われ、難しいテスト後半スタートを切った赤き跳馬フェラーリ。前日の遅れを埋め合わせるべく、バルセロナテスト7日目にSF90のステアリングを握ったシャルル・ルクレールは、トロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンを抑えて、1分16秒231の今季テスト通算ファステストを記録。138周の大量マイレージを稼いでみせた。

この日はレースウィークのシミュレーション作業に取り組み、ピットストップ練習を含めたフルレースシミュを敢行。チェッカーフラッグ直前に、エキゾーストの一つに問題が発生しターン9でクルマを停止するアクシデントはあったものの、全体としては有益な一日となった。

開幕戦に向けて準備完了、SF90は堅実に仕上がっている

シャルル・ルクレール順位: 1位, 周回数: 138周

昨日失ったしまった分の時間を挽回しなきゃならなかったから簡単な一日じゃなかったけど、何とかやり遂げる事ができたし、その点に関しては本当に良かったと思ってる。特に、僕にとって今日は、オーストラリアGP前最後のテスト日だったからね。

今日はシッカリと仕事をやり遂げられたから本当に満足してる。シーズン開幕に向けて励みになる2週間だったし、準備は出来てると思う。今はフェラーリでの初めてのグランプリが待ち切れないよ。SF90のバランスは良いし、一貫性もあって堅実に仕上がっている。初めて乗った時からその印象は変わらない。

まだ学ぶべきことは多いけど、今は満足していると言える。僕のラップタイム? (少し笑みを浮かべながら)当然タイムシートの一番上だから良いことだけど、何の意味もない事さ。重要なことは、走る毎にマシンに上手く対応できるようになってるって事だ。


シーズン前F1バルセロナ合同テスト最終8日目のセッションは、3月1日金曜現地9時、日本時間17時からスペインのカタロニア・サーキットでスタートする。最終日はルクレールに代わり、セバスチャン・ベッテルが走行を担当する。