レッドブル・ホンダ「テスト1は大成功、望んでいた以上の成果」
レッドブルのレースエンジニアリング部門を統括するギヨーム・ロケリンは、21日のテスト最終日を終えて「第一回テストは大成功、望んでいた以上の出来だ」と述べ、期待を上回る成果が得られたとの認識を示した。
レッドブル・ホンダは4日間に渡って行われたバルセロナテスト1で計470周、距離にして2187kmを走り込んだ。これはスペインGPの決勝レース7回分に相当する。
最終4日目はピエール・ガスリーが走行を担当し、単独で146周を走破。中間コンパウンドのC3タイヤを履いて1分18秒780を記録し、11番手タイムで初回テストを締めくくった。
テストは大成功、望んでいた以上の成果
ギヨーム・ロケリンレースエンジニアリング責任者
ピエールがかなりの量の仕事をこなしてくれたおかげで、テスト1の最終日をスムーズかつ堅実に締め括ることができた。今日はかなり多くの時間をC3タイヤを履いたロングランに費やし、周回を重ねるだけでなく、マシン開発に必要なさまざまなプログラムを消化した。テスト1は全体として大成功と言えるだろう。
予定していた走行プログラムを全て消化出来たし、開発に関わる興味深い収穫を得ることも出来た。昨日使用したリアウイングに関しては、ファクトリーから素晴らしいサポートをもらえたし、本当に着実で有意義な4日間になった。望んでいた以上の出来だよ。
第一回目のテスト最終4日目をトップで締め括ったのは、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。セッション終盤に、それまでトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンが手にしていた最速の座を奪い取った。最多周回はアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィ。154周を走り込みレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーを抑えた。
第二回F1バルセロナ合同テストは2月26日(火)から3月1日(金)までの4日間に渡って、スペインのカタロニア・サーキットで行われる。