カタロニア・サーキットを走行するトロロッソ・ホンダSTR14、バルセロナ合同テスト3日目
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F1テスト3日目 最高速度ランキング:最速トロロッソ・ホンダは時速321.8kmを記録

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2月20日水曜に行われた2019年のバルセロナ合同テスト3日目セッション。ドライバー及びチーム別スピードトラップを集計して以下にまとめる。

テストという事で、チームやマシンによって搭載燃料やエンジン出力設定、走行プログラムの種類がバラバラであるため、比較としてはあまり意味を成さないが、それでもなお、眺めているだけで色々と妄想が膨らむ。

バルセロナテスト3日目 スピードトラップ

会場となったスペインのカタロニア・サーキットは、マシンの総合力が問われるテクニカルコース。最高速よりもエアロとメカニカルグリップがラップタイムに大きな影響を与える。スピードトラップはホームストレート終端、ターン1の220m手前の地点で計測される。

カタロニア・サーキットのコースレイアウト図

まずはチーム別に最高速度を見てみる。タイムシート最下部に並んだ王者メルセデスが時速325.9kmを記録し、ライバルよりも抜きに出たスピードを示した。2位は7・8番手タイムを記録したフェラーリ製パワーユニットを搭載するハースで323km/h。3位はトップタイムを記録したトロロッソ・ホンダの321.8km/hであった。

2019年バルセロナ合同テスト3日目チーム別スピードトラップ

次にドライバー別のスピードトラップを表で示す。ルノーの午前を担当したダニエル・リカルドは、先日のリアウイング暴発の一件を受けてDRSの仕様を自粛しているが、ニコ・ヒュルケンベルグよりも速い速度を記録している。

Pos. Driver Team km/h
1 ルイス・ハミルトン Mercedes 325.9
2 ピエトロ・フィッティパルディ Haas 323
3 ダニール・クビアト Toro Rosso 321.8
4 カルロス・サインツ Mclaren 320.5
5 キミ・ライコネン Alfa Romeo 319.9
6 バルテリ・ボッタス Mercedes 318.7
7 セバスチャン・ベッテル Ferrari 318.7
8 マックス・フェルスタッペン Red Bull 316.3
9 ロマン・グロージャン Haas 315.6
10 ダニエル・リカルド Renault 313.9
11 セルジオ・ペレス Racing Point 300.5
12 ニコ・ヒュルケンベルグ Renault 296.4
13 ジョージ・ラッセル Williams 292.2