WECスパ6時間が延期、ベルギーでの新型コロナウイルス流行を受け

スパ・フランコルシャンのオー・ルージュCourtesy Of Pirelli

FIA世界耐久選手権(WEC)は3月16日、セブリング1000マイルレースの開催中止決定に続いて、4月23日~25日に予定されていた2019-2020シーズンの第7戦スパ・フランコルシャン6時間レースを延期すると発表した。

ベルギー国内での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大を受けてWECは、大会主催者と地元パートナーおよびRACBと協議を経て、スケジュール通りの開催を中止とし、年内中の延期開催を目指して代替日を検討していく事を明らかにした。

既に販売済みのすべてのチケットは延期開催が決定した場合に使用できるとの事だが、公式チケット販売者にて払い戻しを受けることも出来る。

会場となるスパ・フランコルシャンはF1ベルギーGPの開催地でもあり、2020年シーズンは第14戦としてサマーブレイク明けの8月28日~30日に行われる予定だが、こちらも雲行きは怪しい。

ベルギー国内ではこの数日でCOVID-19の感染者が倍増しており、これまでに累計1058人が感染し5名の方が亡くなっている。政府は12日、国内の全ての教育機関を休校とした上で、スポーツを含む各種イベントを中止し、飲食店などの商業施設を営業停止とする措置に踏み切った。

F1ベルギーGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了