アルガルベ・サーキットを走行するマクラーレンMCL35Mを駆るダニエル・リカルド、2021年5月2日F1ポルトガルGP決勝レースにて
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マクラーレン、選手権3位を強固に…7ポジUPで予選の悔しさ晴らしたリカルド、中団最上位の5位に大満足のノリス

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マクラーレン・レーシングは5月2日に開催されたF1ポルトガルGP決勝レースで7番グリッドのランド・ノリスが5位、16番グリッドのダニエル・リカルドが7ポジションアップの9位と大躍進を果たした。

週末を終えて大量ポイントを稼いだマクラーレンは、チャンピオンシップポイントを計53点として、4位フェラーリとの差を11点に拡大させた。

レースを振り返ったチーム代表のアンドレアス・ザイドルは、5位-9位のダブル入賞によって「コンストラクターズ選手権3位の座を強固なものにできて本当に満足だ」と語った。

McLaren:F1ポルトガルGP決勝

ダニエル・リカルド決勝: 9位, グリッド: 16番手

今日は間違いなくマシな1日だった。何台かをオーバーテイクして戦う事が出来たし、昨日の怒りを幾らか晴らせて良かったよ。

レース中には何度かかなり自信を深める事ができた瞬間があったし、またひとつレースディスタンスを走りきった事で、それなりにチームにフィードバックをもたらす事ができたんじゃないかと思う。

まだ幾つか制限があって、このクルマを思い通りにドライブできていないけど、セットアップですぐに対応できる事もあるし、今後のアップデートで上手くやれるようになる事もあると思う。

全体的に言えば、今回のレース結果は今後に向けて凄く楽観視できるものになったし、週末を通して懸命にサポートしてくれた現場とウォーキングのみんなに感謝したい。

数日後のスペインが今から本当に楽しみだよ。

ランド・ノリス決勝: 5位, グリッド: 7番手

凄く満足だよ。チーム全体で力強いレースができたし戦略も上手くハマってくれた。最初のスタートやリスタート後、そしてピットストップを通して、追い抜くべきライバル達を交わす事ができた。

チームの事を思うと本当に嬉しいし、自分のパフォーマンスに満足してる。大量にポイントを獲得できたし、5位は今日の僕らにできる最大限の結果だったから凄くハッピーだよ。

チームとしてファクトリーのみんなの努力に心から感謝したい。


5月2日(日)にアルガルベ・サーキットで行われた2021年F1第3戦ポルトガルグランプリ決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が逆転の通算97勝目を上げた。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3位表彰台にはポールシッターのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が滑り込んだ。

次戦スペインGPは1週間後の5月9日にカタロニア・サーキットで決勝レースが行われる。

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