イエローフラッグ中のピットレーンを走行するレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス、2021年5月2日F1ポルトガルGP決勝レースにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

4位セルジオ・ペレス、トラックリミット期待でノリスを積極防御せず「判断ミスだった」

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F1ポルトガルGP決勝を4位で終えたレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、ランド・ノリス(マクラーレン)を安易に前に行かせてしまう判断ミスを犯したとレースを回顧した。

キミ・ライコネンの不注意によるクラッシュを経てリスタートを迎えた7周目、ペレスはカルロス・サインツを交わして4番手を奪還したものの、ノリスに先行されてしまい再び5番手に後退した。

15周目にようやくノリスをオーバーテイクするも、既にトップ3との差は約10秒にまで広がっており、以降は僚友マックス・フェルスタッペンのアシスト役に回るほかなかった。

ペレスはその後、第一スティントを51周目まで引っ張りメルセデス勢を翻弄。最終的にバルテリ・ボッタスに栄誉とボーナス1点を持っていかれる結果となったが、ソフトタイヤに交換してファステストラップをマーク。グリッドポジションと同じ4位でチェッカーフラッグを受け、この日のDriver of the Dayに選出された。

順位 ドライバー チーム タイム
3 バルテリ・ボッタス メルセデス 66 +33.530s 16
4 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 66 +39.735s 12
5 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 66 +51.369s 10

ノリスを積極防御せず「判断ミスだった」

セルジオ・ペレス決勝: 4位, グリッド: 4番手

慌ただしい1日だった。リスタート後にランド(ノリス)がターン4で僕に仕掛けてきた際、4輪全てがコース外に出ていてトラックリミット対象だと思ったから、ポジションを戻してくれるだろうと思って特に争わなかったんだけど、そうはならなかった。

あれは僕の判断ミスだった。そのせいで暫くの間ランドに前を塞がれてしまい、かなりのタイムを失ってしまった。彼を抜いた時には良いペースで走れていたけど、既に先頭集団との差は大きく取り返しは効かなかった。

FIA:ノリスの追い抜きは”コース内”

その後は戦略的に他のマシンと少し違うことをしようと考えて、セーフティカーを待つためにスティントを引っ張ったんだけどそうはならず、結果としては4位が最大限の結果だった。

マシンもレースペースも確実に前進しているし、走行を重ねる事でクルマに対する理解も深まってきている。もちろんまだまだ改善すべき部分はあるけど、それも学習プロセスの一つだし、次のバルセロナに向けてまた頑張っていくつもりだ。

今週末もメルセデスとは僅差だったし、シーズンを通してずっとこんな感じの激しい戦いが続いていくのだと思う。コースによって僕らが速かったり彼らの方が速かったりとシーソーゲームのようだから、今後も集中力を切らさず努力し続けなきゃならない。


5月2日(日)にアルガルベ・サーキットで行われた2021年F1第3戦ポルトガルグランプリ決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が逆転の通算97勝目を上げた。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3位表彰台にはポールシッターのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が滑り込んだ。

次戦スペインGPは1週間後の5月9日にカタロニア・サーキットで決勝レースが行われる。

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