F1ポルトガルGP決勝レース前のグリッドセレモニーに参加するアルファタウリ・ホンダの角田裕毅
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角田裕毅、1ポジダウンの15位「週末を通してずっとマシンバランスがおかしかった」

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F1第3戦ポルトガルGP決勝レースに挑んだアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、1ポジションダウンの15位完走という形で、自身初となるアルガルベ・サーキットでの厳しい週末を締め括った。

14番グリッドからスタートした角田裕毅は、1周目にキミ・ライコネンとダニエル・リカルドに先行され、2ポジションダウンの16番手に後退。2回に渡ってトラックリミット違反に関する警告を受けたが、その後はドライビングを修正した。

13周目にターン5でジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)をパスして15番手に浮上。21周目のピットストップ後は殆ど一人旅となったが、最後まで粘り強く走り切った。チームメイトのピエール・ガスリーは10位入賞だった。

66周のレースを終えてヘルメットを脱いだ角田裕毅は「厳しい一日でした」と週末を振り返った。

「レース序盤からグリップがなく、全くペースを発揮できませんでした。今週末はずっとマシンバランスがおかしく、コンディションが助けになる事もありませんでしたが、それは誰にとっても同じことです」

「データを分析して何が上手くいかなかったのかを確認して学び、来週末のスペインに備えたいと思います」

順位 ドライバー チーム タイム
14 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 65 +1 lap 0
15 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 65 +1 lap 0
16 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ・メルセデス 65 +1 lap 0

5月2日(日)にアルガルベ・サーキットで行われた2021年F1第3戦ポルトガルグランプリ決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が逆転の通算97勝目を上げた。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3位表彰台にはポールシッターのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が滑り込んだ。

次戦スペインGPは1週間後の5月9日にカタロニア・サーキットで決勝レースが行われる。

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