10番手セルジオ・ペレス、僚友フェルスタッペンとは異なり楽観的「予選ではポールを狙えるはず」
2021 F1第3戦ポルトガルGP初日プラクティスを10番手で終えたレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは「ペースはかなり良いから、明日はポールポジション争いに加わることができるはず」と述べ、予選に向けて前向きな姿勢を示した。
ペレスは僚友マックス・フェルスタッペンに続く3番手でFP1を終えたものの、続く午後のFP2ではニキータ・マゼピン(ハース)にフライングラップを阻まれて10番手に終わった。
フェルスタッペンはグリップ不足と滑りやすい路面に強い懸念を示しており、ペレスもその意見に同意するものの、チームメイトとは異なり状況をより楽観的に捉えているようだ。
ポールポジションを争えるはず
セルジオ・ペレスFP2: 10位, FP1: 3位
今日は昨年と同じような路面状況だった。ターマックはまだ新しくグリップが不足していたため、タイヤを機能させるのが凄く大変だった。簡単な事じゃないけど、だからこそタイヤに関しての理解を深める事が何よりも大切だ。
ミディアムでのペースは良かったと思うけど、ソフトコンパウンドに履き替えた後はラップタイムが伸びなかったから、この点についても分析して予選までに解決したいと思ってる。
アルガルベは前戦イモラとは特性がまるで違うし、全体的にグリップが不足しているから比較するのは難しいけど、クルマのペースはかなり良いと思うから、明日はポールポジションを狙っていけると思う。
初日をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を0.143秒差で退けた。3番手には0.344秒遅れでバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。
F1ポルトガルグランプリ3回目のフリー走行は日本時間5月1日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってアルガルベ・サーキットで開催される。