パルクフェルメを歩く6位のマックス・フェルスタッペンと8位のセルジオ・ペレス(ともにレッドブル・レーシング)、2024年9月1日(日) F1イタリアGP(モンツァ・サーキット)
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フェルスタッペンの問題、自身が苦しんできた問題と同一、とレッドブル僚友ペレス

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マックス・フェルスタッペンが現在、レッドブルRB20で直面している問題についてセルジオ・ペレスは、自身が今シーズンの大半で苦しんできた、そして今も苦しみ続けているのと同じ問題だと考えているようだ。

フェルスタッペンが予選平均1.9番手を記録してきた一方で8.0番手と、第15戦オランダGPまでペレスは、同じクルマに乗るチームメイトに遅れを取ってきた。特に第7戦エミリア・ロマーニャGP以降は一気にその差が拡大した。

ところが第16戦イタリアGPでは、ペレス8番手に対してフェルスタッペン7番手と、同じ4列目に並ぶことなり、またギャップも0.04秒に過ぎず、決勝でもフェルスタッペン6位に対してペレス8位という結果だった。

イタリアGPを経てペレスは、「ここ8~10レースは同じ状況が続いていると思う」と語り、今も問題は解消されていないと説明した上で、「突然、マックスも同じような問題を抱えるようになって、ちょっと混乱している」と付け加えた。

フェルスタッペンは日曜のレースを終えて、次戦アゼルバイジャンGPまでに「基本的にはクルマ全体を変えなきゃならない」と語り、問題が深刻であることを示唆したが、ペレスもまた、クルマのペースについて尋ねられると「本当にガッカリだ。厳しいだろうとは思っていたけど、ここまで酷いとは思っていなかった」と答えた。

「遅い上に、特にミディアムタイヤではデグラデーションが酷かった」

タイトルが懸かるチームメイトに出来るだけ多くのポイントを稼がせるべくペレスはレース中盤、フェルスタッペンを守る盾としてジョージ・ラッセル(メルセデス)の前に立ちはだかった。

53周のレースの38周目にペレスを攻略したラッセルは、好ペースを刻んで前方のフェルスタッペンを追いかけたが、僅かに1.783秒届かなかった。

自身のレース内容についてペレスは「ジョージを背後に留めるために少しばかり自分のレースを犠牲にしたと思うけど、チームとしては上手くいった。何しろ彼(ラッセル)は最終的に、マックスにかなり迫っていたからね」と振り返った。

「だから、今日獲得したポイントに関しては、チームにとって重要な差を生んだと思う」


2024年F1第16戦イタリアGPでは、4番グリッドからスタートしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)が1ストップ戦略を採って逆転優勝を飾った。2位はオスカー・ピアストリ、3位はランド・ノリスと、マクラーレン勢がこれに続いた。

バクー市街地コースを舞台とする次戦アゼルバイジャンGPは9月13日のフリー走行1で幕を開ける。

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