モンツァ・サーキットのピットレーンを歩くセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)、2023年9月3日(日) F1イタリアGP
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レッドブルF1離脱も選択肢の一つになり得るとセルジオ・ペレス

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2024年末までのレッドブル・レーシングとのF1契約満了後についてセルジオ・ペレスは、状況次第ではチームを離れる事も選択肢の一つになり得ると初めて認めた。

史上最多10連勝を達成するなど、支配的なシーズンを過ごす僚友マックス・フェルスタッペンとの圧倒的な差を背景に、ペレスの将来に疑問を投げかける声は消えない。

拍車をかけているのはモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコだ。

チーム代表のクリスチャン・ホーナーが2024年末までドライブすると繰り返し強調する一方、マルコは度々見解を変え、イタリアGPの開幕を前にしては「F1に仕事の保証なんて存在するのか?」と問いかけ、「いずれにせよ、それは契約上の保証だ」と意味ありげな発言を口にした。

「DAZN Espana」によるとペレスは「このようなシーズンを過ごしている以上、自分が貢献できると思える環境でこれからのレースを戦うことが重要だ」と語った。

「ここに2024年(注:2025年/言い間違いと思われる)の場所がないのであれば、他の選択肢を探さなきゃならない」

「でも今は、ここに留まってもっと多くのレースで勝つこと、レッドブルと共にチャンピオンを獲得し続けることが僕の焦点だ」

「僕には来年まで契約があるわけだし、来年のどこかの時点で話をするつもりだ」

今季アルファタウリからF1復帰を果たしたダニエル・リカルド、3年目を迎えて着実に評価を高めている角田裕毅、そしてリカルドの骨折により急遽代役を任されながらも、新人離れした一貫性のある走りを見せるリアム・ローソンと、レッドブルにとって後任の選択肢は幅広い。

更にはマクラーレンとの間で2025年末までの契約を結んでいるにも関わらず、ランド・ノリスの名も度々、取り沙汰されている。