セルジオ・ペレス「完全に調子が戻った」跳馬攻略でレッドブルにモンツァ初の1-2捧げる
F1第15戦イタリアGPで5番手からの逆転2位表彰台に上がったセルジオ・ペレス(レッドブル)は「完全に調子が戻ってきた」として、残りのシーズンでもこの勢いを維持していきたいと意気込んだ。
予選クラッシュを喫した5月末のモナコ以降、ペレスはアップデートされたRB19に上手く合わせ込めずに調子を落としていたが、モンツァではジョージ・ラッセル(メルセデス)とフェラーリ2台を攻略し、優勝したマックス・フェルスタッペンから6秒遅れの2位表彰台に上がる力強いレースを戦った。
ヘルメットを脱いだペレスは「2位という結果には本当に満足してる。チームにとっても素晴らしい1日になった」と振り返った。
「このコースでオーバーテイクするのは本当に難しいし、フェラーリがストレートでめちゃくちゃ速かったからポジションを上げるのは大変だった」
「けっこう厳しいレースだったけど、追い抜きに全力を注いだ結果、それが報われた。昨日は上手くやれなかったけど、パフォーマンス的には強い週末を過ごせたと思う」
「完全に調子が戻ったように思うし、シーズン終盤に向けて力強いレースを続けていければと思ってる」
「今週末はチームがサスペンションやクルマのセットアップにかなり取り組んでくれたおかげで大きな進歩を遂げる事ができた」
「イタリアでの雰囲気、特に表彰台は最高だった。メインストレートはギッシリと人で埋まってて、すごい経験をさせてもらった」
「マックスの今日の偉業は本当に信じられないくらいだ。よくやったよ」
史上最多となる10連勝を果たしたフェルスタッペンに続く2位でフィニッシュした事で、レッドブルは今季6回目、モンツァで初の1-2フィニッシュを飾る事となった。