ウィリアムズのレーシングスーツを着用するロイ・ニッサニー、2020年F1スペインGP FP1にて
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ロイ・ニッサニー、ウィリアムズから2021年F1プレシーズンテストに参加

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F1世界選手権に参戦するウィリアムズ・レーシングは1月19日(火)、2021年シーズンもロイ・ニッサニーを公式テストドライバーとして起用する事を発表した。

26歳のイスラエル人ドライバーは契約の一環として、今季開幕前に行われるプレシーズンテストでウィリアムズの最新マシンをドライブする他、昨年のスペイン、イタリア、バーレーンの各グランプリと同様に今年も3回のフリー走行に出走する。

ロイ・ニッサニーは昨年、本拠地グローブのシミュレーター作業などを通してFW43の開発をサポートしつつ、トライデントからFIA-F2選手権に参戦。チームメイトの佐藤万璃音を上回る5ポイントをチームにもたらしランキング19位でシーズンを終えた。

契約更新に際してロイ・ニッサニーは「舞台裏で生産的に仕事をこなして可能な限りチームに貢献しながらも、僕はドライバーとしてのスキルと能力を高めてきた。2021年も更に成長を続けていきたい」と述べ、ウィリアムズに加わった事で「大きな進歩を遂げた」と強調した。

またチーム代表のサイモン・ロバーツはロイ・ニッサニーの仕事ぶりに満足しているとして、今後の更なる活躍と成長に期待を示した。

プレシーズンテストは例年8日間に渡って行われてきたが、昨年は6日間、そして今季は3日間へと大きく制限される。それ故、今年の開幕前テストはレギュラードライバーにとって例年以上に貴重な走行機会となる。