アキュラ新型「インテグラ」世界初公開、価格約343万円~1.5VTECターボエンジン搭載
ホンダの高級車ブランド「アキュラ(Acura)」は11月12日(金)、新型インテグラのプロトタイプを世界初公開した。米国オハイオ州のメアリーズビル工場で来年から生産が開始され、2022年前半に発売が開始される。
2006年の生産終了を経て、アキュラブランドで15年の時を経て復活した新型インテグラは、クーペのようなルーフラインと汎用性の高い5ドアのリフトバックデザインを持つプレミアムスポーツコンパクトカーで、高出力の1.5リッターVTECターボエンジンを搭載する。
愛好家向けに6速マニュアルトランスミッションも用意され、米国での販売価格は約30,000ドルから、日本円にして約343万円~と発表された。
この日公開された待望の新型インテグラは、NSXから受け継いだ印象的なインディ・イエロー・パール・ペイントで仕上げられたプロトタイプ。劇的に傾斜したルーフラインとリフトバックテールゲートが特徴の刺激的なエクステリアは日本でデザインされたものだという。
運転席側のヘッドライトと助手席側のテールライトの下には「Integra」の名がエンボス加工で施され、Type S Conceptで初めて採用されたフレームレスのダイヤモンド・ペンタゴングリルがスポーティさを強調する。
歴代のインテグラにインスパイアされたリアは、”Chicane “ライトシグネチャーにマッチしたワイドなシングルピースのテールライトを備える。また、マット仕上げの19インチ・スプリット・ファイブ・スポークホイールにはブレンボ製の大型ハイパフォーマンスブレーキが装着されている。