2022年F1第15戦オランダGP金曜2回目のフリー走行が現地9月2日に開催された。ハイダウンフォースのザントフォールトでレッドブルが中団に埋もれる中、スクーデリア・フェラーリが1-2フィニッシュで初日を締め括った。

シャルル・ルクレールは1分12秒345のトップタイムを記録。僚友カルロス・サインツが1000分の4秒差で2番手に続いた。メルセデスの好調は変わらず、1000分の72秒遅れの3番手にはルイス・ハミルトン（メルセデス）が名を連ねた。

レッドブルはFP1のトラブルを経てマックス・フェルスタッペンのギアボックスを交換。地元のヒーローはトップから0.697秒遅れの8番手、セルジオ・ペレスは12番手でクルマを降りた。

角田裕毅（アルファタウリ）は残り12分でグラベルに囚われ抜け出せず、セッションは赤旗中断を余儀なくされた。とは言え、シニアチームのペレスを上回る11番手と、印象的な走りを見せた。

同じAT03を駆るピエール・ガスリーは何らかのトラブルに見舞われたか、序盤の30分近くを失い、角田裕毅から0.247秒遅れの16番手でヘルメットを脱いだ。

FP1に引き続き予選・決勝と同時刻帯のプラクティス2は陽射しに恵まれ、気温26℃、路面36℃のドライコンディションでスタートした。直前のF2予選が赤旗によって遅れたため、セッションは15分遅れで開始された。

メルセデス同様、ダウンフォース重視のこのコースで光るのはマクラーレンだ。ランド・ノリスはジョージ・ラッセル（メルセデス）を5番手に退け、ハミルトンに次ぐ4番手タイムをマークした。

ダニエル・リカルドは何らかの液体漏れに見舞われ走行時間を失ったが、それでもなんとか10番手を刻んだ。ただ、僚友ノリスとの差は0.9秒と大きく開いた。

6番手にはランス・ストロール（アストンマーチン）が続き、7番手にフェルナンド・アロンソ、フェルスタッペンを挟んで9番手にエステバン・オコンと、アルピーヌが再び2台をトップ10に入れた。

F1第15戦オランダグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間9月3日(土)19時から1時間の日程で開催される。

2022年F1第15戦オランダGPフリー走行2（FP2）リザルト

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