数倍じゃきかない…放映権料爆上がり!NetflixやAmazonが加わるF1米国TV争奪戦

フォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)のテレビカメラマン、2022年4月7日F1オーストラリアGPCourtesy Of Alfa Romeo Racing

Netflixのドキュメンタリー「Drive to Survive」に後押しされF1人気が拡大する中、放映権料が爆上がりするにも関わらず、アメリカにおける2023年以降のF1テレビ放映権の争奪戦は一層激化しているようだ。

ビジネスインサイダーによるとF1側は、年間1億ドル(約129億円)を目標としているものの、現行契約を持つESPNの提示額は約7,000万ドルと、両者の間には大きな開きがある。ただ、いずれの数字も4年前の状況からすると信じられない程に高騰している。

2019年に締結された現行契約は年間500万ドル(約6億4,977万円)とされている。F1の希望額を元に計算すると、アメリカにおけるテレビ放映権の価値は4年で約20倍に膨れ上がった格好だ。

米国では昨年、1レースあたり平均93万4,000人の視聴者数を記録した。これは2020年比で54%増に達する。

なおサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催された昨年のF1アメリカGPの平均視聴者数は120万人だった。母国レースの注目度はやはり高い。2023年以降はオースティンだけでなく、マイアミとラスベガスを加えた計3レースが米国で開催される。

市場拡大は今季も続いており、5月29日に放映されたF1モナコGPの平均視聴者数は140万人で、2021年と比べて43%増加した。

年間1億ドルという数字は妥当なのか?

オーストリア、ドイツ、アイルランド、スイス、イギリスなど、ヨーロッパ全域をカバーするSky Sportsは2019年から2024年までの6年契約で11億8,000万ポンド(約1,928億円)を支払っている。年に換算すると約321億円、2億4,500万ドルだ。

ESPNが来季以降も放送権を確保できるかどうかは競合の入札額に依る。伝えられるところによるとリバティメディアと交渉の席を持っているのはEPSNの他にNetflix、NBCUniversal、Amazonがいるという。

なお日本ではフジテレビとDAZNの2社がFOXを買収したディズニーを通して2022年のF1放送契約を結んでいる。

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了