2024年F1第8戦モナコGPの3回目のフリー走行が5月25日(土)に行われ、シャルル・ルクレール（フェラーリ）が1分11秒369を記録。3度目の母国ポールに向け、FP2に続いて再びタイムシートのトップに立った。角田裕毅（RB）は9番手を刻んだ。

苦しんだ初日を経て「解決策がない」と悲観的な見方を示したマックス・フェルスタッペン（レッドブル）は2番手をマークしたが、それでもルクレールとは0.197秒と大きく開いた。ルイス・ハミルトン（メルセデス）はターン1で派手にロックアップ。1セットを無駄にしてしまったが、それでも3番手に続いた。

トップ3はやや明確だが、4番手のオスカー・ピアストリ（マクラーレン）から角田裕毅までは僅か100分の9秒と接近した。

初日にバイブレーションを訴えていたジョージ・ラッセル（メルセデス）は6番手をマーク。状況を好転させた。問題はステアリングシステムとフロントサスペンションの組み合わせにより発生していたとの事で、夜を通して大掛かりな修復作業が行われた。

イベント2日目を迎えた5月25日の現地モンテカルロは晴れ渡り、週末最後のプラクティスは気温21℃、路面48℃のドライコンディションでスタート。全20台が最後の調整のために一時間に渡って周回を重ねた。

開始早々、バルテリ・ボッタス（ザウバー）がプールサイドの壁に衝突。フロント・サスペンションが折れてラスカスで身動きが取れなくなり赤旗が振られた。

狭くタイトなモナコでは例年、トラフィックが問題となるが今年は特に酷い印象を受ける。全車参加の予選Q1は特に注意が必要だ。

全3ラウンド、計1時間が予定されるF1モナコGPの公式予選は、日本時間5月25日(土)23時からモンテカルロ市街地コースにて行われる。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

2024年F1第8戦モナコGPフリー走行3（FP3）リザルト

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