ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクター、2018年F1モナコGPにて
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ホンダF1田辺豊治「パワーユニットはベストな状態に調整できている」

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5月26日(土)に行われたF1モナコGP公式予選を終えて、ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターは「パワーユニットはベストな状態に調整できている」と述べ、日曜の決勝に向けてエンジン側は万全な状態に仕上がっているとの考えを示した。

2台揃ってのQ3進出が期待されたトロロッソ・ホンダであったが、ピエール・ガスリーがQ3に進出し10番手を決めた一方、全てのフリー走行でガスリーを上回っていたブレンドン・ハートレーはQ1敗退を喫し16番手に終わった。

予選を振り返った田辺ディレクターは「モナコでは、正しいタイミングでドライバーをコースに送り出すことは非常に難しいものです。そのような中、ピエールは良い仕事をし予選Q3に進出してくれました」とコメント。トラフィックの影響もあって期待外れの結果に終わったハートレーを気遣いつつ、バーレーン以来のQ3をチームにもたらしたガスリーの健闘を褒め称えた。

トロロッソは、木曜初日から自分たちのマシンにトップ10圏内に足るだけの速さがあると主張。予選前最後のフリー走行ではミッドフィールド勢としては唯一、2台ともがトップタイムから1秒以内のラップを残した。「両ドライバーは木曜のフリー走行の最初から競争力を示していました」と田辺。STR13がモンテカルロのキャラクターにマッチしているのは間違いない。

F1モナコGP予選を終えて

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

モナコは年間カレンダーの中でもっとも予選が重要となるレースです。特に、トラフィックを避けるという意味において、予選ではアタックに出るタイミングが重要になります。そのような中、午前のFP3から速さを見せていたピエールがQ3進出を果たし、素晴らしい仕事をしてくれました。

今週は2台共に順調にセットアップ作業を進められており、パワーユニットとしてもサーキットに合わせたベストなセッティングができていると感じています。中団のタイム差は非常に接近していますが、我々のマシンにはポテンシャルがあると感じています。レースではあらゆる事が起こり得ますが、明日は良い戦いができればと思っています。


モナコGPのポールポジションはダニエル・リカルド(Red Bull)、フロントローにはセバスチャン・ベッテル(Ferrari)が並ぶ結果となった。選手権リーダーのルイス・ハミルトン(Mercedes)は3番グリッドからの挽回を目指す。

シーズン6戦目となるF1モナコGP決勝レースは、日本時間5月27日(日)22時10分からモンテカルロ市街地コースで開催される。日曜は雲が多くなる事が予想されているものの依然として暖かくなる見込みで、晴れの予報が出ている。

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