プレステでも現実でも同じコーナーに苦しむ新人ドライバー / ウィリアムズ 2017年F1モナコGP初日コメント

ランス・ストロールcopyright williamsf1.com

5月25日の第6戦F1モナコGP初日のフリー走行を終えて、ウィリアムズのフェリペ・マッサとランス・ストロールがそれぞれコメントを発表した。”真のドライバーズ・サーキット”と形容されるモンテカルロ市街地コース、ルーキーのストロールはマッサの後塵を拝し、午後の2回目のフリー走行ではクラッシュ第一号に名乗りを上げた。

マシンのフロントウイングと左サスペンションを破損したストロールは、全部で19あるコーナーの中で、8コーナーと最終の19コーナーに苦労していると語る。ストロール曰く、この2つのコーナーはプレイステーションのレースゲームでも苦労しているお馴染みの場所だという。「ゲームでもうまくやれないんだけど、現実でもこの2つに苦労してるんだ!」

18歳のカナダ人ドライバーの発言は、プレステゲームの精度の高さを裏付けている。具体的なソフトの名前は挙げなかったものの、恐らくはコードマスターズ社の「F1 2016」であろうと推測される。

ウィリアムズF1:モナコGP初日を終えて

フェリペ・マッサFP1: 11位, FP2: 13位

今日はモナコGPとしては典型的な初日になったよ。タイヤやバランスなど、あらゆるものについて理解し、そして試してみる必要があったんだ。このコースを新しいマシンで走ることにも慣れなきゃならなかったしね。初日は学びの日なのさ。あまり良いポジションじゃないから、”ハッピー”とは言えないけど、去年のモナコよりかは少し良いんじゃないかな。

周りのチームとの厳しい争いになるだろうけど、できる限りのことは全てやるつもりさ。土曜日の予選に向けてはちゃんと準備出来るはずだよ

ランス・ストロールFP1: 16位, FP2: 16位

コースは最高だし、マシンにはかなり満足してたんだけどクラッシュしちゃったんだ。限界を探すのに集中してたんだけど、ほんの少し汚れた路面に出ちゃって、そこでリアのコントロールを失っちゃったんだ。ストリート・サーキットでありがちなミスだね。その時まではコースを素早く学んで今日一日に満足してたんだけどね。タイヤの持ちがかなり良いから、何周にも渡ってアタック出来るのは朗報だよ。

FP3では徐々にリズムが掴めてきてたんだけど、、自分がミスをしたことはちゃんと分かってる。土曜に向けて、改善できる箇所を探すつもりだよ。僕らなら出来るはずだし、良い一日になるはずさ。8コーナーと最終コーナーは要改善だね。プレステで走ってる時にいつも苦労するのがこの2つのコーナーなんだ。ゲームでもうまくやれないんだけど、現実でもこの2つに苦労してるんだ!


2017年第6戦F1モナコGP初日の詳細については、F1モナコGP《FP1》結果と、F1モナコGP《FP2》結果をそれぞれ参照されたい。

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