フェルスタッペン、一度もトップ3に入れず…セットアップの”微調整”で挽回可能?
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは5月27日(金)のF1第7戦モナコGP初日セッションで一度もトップ3に入る事ができなかった。FP2で首位を刻んだシャルル・ルクレール(フェラーリ)との差はコンマ4秒以上に達した。
両セッションで4番手に甘んじたチャンピオンシップリーダーは初日を終えて、フェラーリが優勢である事を認めながらも、まだセットアップ作業に取り組んでいる最中だとして、2日目に向けて「微調整」していくと述べ挽回を誓った。
フェルスタッペンが相次いで僚友セルジオ・ペレスに遅れを取った事についてレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ターン1が課題だと指摘した。
色々なセットアップを試していた
マックス・フェルスタッペンFP2: 4位 1:13.103 / FP1: 4位 1:14.712
今日はマシンの挙動を確認するために、かなり広範囲にセットアップを変更して色々試してみたんだけど、FP2よりもFP1の方が良かったね。
バランスが良くなれば、コーナーをもう少し攻められるようになるし、そうなれば当然、ラップタイムも向上する事になる。
フェラーリと比較するとペースアップが必要なのは明らかだから、クルマを微調整をしてより良いバランスを見つけていく必要がある。
新車で走る今年のコースは従来とは違った感触だね。クルマの重量を感じるんだ。少し重くて遅いし、(セットアップが)硬めだからバンピーだ。でも問題はない。視界が少し悪いけどね。
とは言え、モナコでのセッションが慌ただしいのは相変わらずだね。明日の予選が待ち遠しいよ。
初日をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール。2番手には僚友カルロス・サインツが続きフェラーリが1-2体制を築いた。3番手にはコンマ4秒遅れでセルジオ・ペレス(レッドブル)が続く結果となった。
2022年F1モナコグランプリ3回目のフリー走行は日本時間5月28日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってモンテカルロ市街地コースで開催される。