ガレージを歩くアルファタウリの角田裕毅、2022年5月6日F1マイアミGP
Courtesy Of Red Bull Content Pool

角田裕毅、今季ベストの9番手!守るのではなく「攻めの姿勢でポイント獲得を目指す」

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アルファタウリの角田裕毅は5月7日(土)のF1マイアミGP予選でQ3に進出して今季ベストの9番グリッドを獲得した。決勝に向けては、後方からの巻き返しを狙うライバルを抑えると言うよりは、攻めの姿勢でポイント獲得を目指していくと言う。

FP1で18番手、FP2で13番手、そしてFP3で11番手と、セッションを通して少しずつ積み上げてきた角田裕毅は、予選で目標としていたQ3進出を果たすと、最終ラウンドでも更にタイムを更新し、1分29秒932の9番手タイムを刻んだ。

テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「今日の予選は非常にタイトだったが、2人のドライバーはセッションをまとめ上げ、揃ってQ3に進出して明日のレースに向けて良いグリッドを確保してくれた」と振り返った。

攻めの姿勢でポイント獲得を目指す

角田裕毅
予選: 9位 1分29秒932 / FP3: 11位 1分31秒659

今日の予選のパフォーマンスには満足しています。Q3進出を目標にしていましたが、週末の出だしでかなり苦戦した事もあり、難しい挑戦になるだろうと覚悟していました。

それだけに今日は良い形で巻き返せたと思いますし、間違いなくクルマのパフォーマンスを最大限に引き出すことができたと思います。

無論、重要なのは明日のレースです。暑くて難しいレースになりそうですが、レースを通して攻めていき、ポイント獲得を目指したいと思います。楽しみです。


ポールポジションはシャルル・ルクレール、2番手にカルロス・サインツが続き、フェラーリが1-2体制を築いた。3番手にはマックス・フェルスタッペン、4番手にはセルジオ・ペレスと、レッドブル勢が2列目に並ぶ。

2022年 F1マイアミ・グランプリの決勝レースは、日本時間5月8日(日)28時30分にフォーメーション・ラップ開始を迎える。1周5,412mのマイアミ・インターナショナル・オートドロームを57周する事でチャンピオンシップを争う。

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