ベッテル、猛追及ばず2位表彰台「ハミルトンはチャンピオンに相応しい」ライバルを祝福

F1メキシコGP決勝レースを終えてルイス・ハミルトンの5度目のタイトル獲得を祝福するセバスチャン・ベッテルCourtesy Of Mercedes

28日(日)に行われたF1第19戦メキシコGP決勝を終えて、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルがレース内容と週末を振り返った。4番グリッドのベッテルは執念の走りで2位表彰台まで挽回したものの、ドライバーズ選手権では一歩届かず、ルイス・ハミルトンに5度目のF1ワールドチャンピオンを許す結果に終わった。

ハミルトンはチャンピオンに相応しい

セバスチャン・ベッテル決勝: 2位, グリッド: 4番手

今日キミと一緒に表彰台に上がれて良かった。ここの雰囲気は毎年本当に素晴らしいしね。もちろん、ドライバーズチャンピオンシップのリザルトにはがっかりしている。レース序盤は少しばかりタイヤマネジメントに専念してルイス(ハミルトン)をオーバーテイクした。マックス(フェルスタッペン)がレース終盤にタイヤに苦しみ始めた場合に備えて、プレッシャーをかけるための方法を検討したんだけど、速すぎて追いつけなかった。

マックスの優勝と、ルイスのチャンピオンシップ制覇を祝福したい。僕にとってはハッピーエンドじゃなかったから落ち込むけど、2週間後には立ち直れるって分かっている。シーズンを良い形で締め括るために、コンストラクターズタイトルのために残りの2戦でも全力を尽すよ。


71周で争われた決勝レースでは、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが4位入賞、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが2位表彰台に留まり、ハミルトンが2018年のF1ワールドチャンピオンに輝いた。優勝は2番グリッドからスタートしたレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。メキシコGPでの2連覇を達成した。

F1メキシコGP特集

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