ストフェル・バンドーン「予選Q1は決勝のための準備走行、重い燃料で走った」F1メキシコGP《予選》
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マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1メキシコGP予選Q1を燃料を多く積んだ状態で走ったことを明らかにした。シーズン最後の2戦を見据えた戦略的エンジン交換によって35グリッド降格の19番手スタートとなるため、バンドーンは予選中もマシンバランスを最適化すべく、決勝を想定した重い燃料で走行していた。
バンドーンの予選Q1はトップから遅れることコンマ9秒の13番手、マシンの状態を差し引けばアロンソと同レベルのトップ6に食い込むタイムを出していた可能性もある。メキシコでのMCL32のポテンシャルは、リザルトに反映されているとは言い難いようだ。
予選は決勝の準備走行
ストフェル・バンドーン予選: 15位, FP3: 19位
ペナルティが確定してたから、今日は予選じゃなくて決勝の準備をしてたんだ。レースに向けてマシンバランスを調整するために、予選Q1を重い燃料で走ってた位だからね。昨日はエンジントラブルだらけで今日は難しく複雑な一日…でも、FP3の序盤あたりからマシンの感触が良くなってきたよ。僕らのパッケージが強くなってきてるのは間違いないし、ここではまずまずの速さを見せてるね。
今日は僕にとってかなり良い日だったし大きく前進できたと思うよ。明日の決勝は良い状態で迎えられそうだね。でも、後方からのスタートだから厳しい戦いになるのは間違いないし、最終的な順位がどうなるかも分からないな。僕らがストレートで追い抜くのは難しいだろうから、積極的にいきつつも慎重にドライブして良いレースになる事を祈ってるよ。予選は眼中になかったから明日のレースが楽しみだね。
2017年第18戦F1メキシコGP決勝レースは、日本時間10月30日(月)午前4時からエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われる。全長4,304mのコースを71周することで勝敗を決する。昨年の上位陣のタイヤ戦略の1ストップが主流、今年のピレリタイヤはライフが向上しており、多くのチームが1回のピットストップで挑むものと考えられる。