ガレージの入り口で微笑むマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2022年10月28日F1メキシコGP
Courtesy Of Red Bull Content Pool

間一髪フェルスタッペン、思わず笑う…”氷”のような低グリップ路面で完全に制御喪失

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マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は10月28日(金)に行われたF1第20戦メキシコGPのFP1でスピンを喫し、珍しくも全く立て直す事ができなかった。

FP1でハードタイヤで暫定トップを刻んだ後にフェルスタッペンは、高速のターン11で縁石に乗りすぎてクルマのコントロールを完全に失った。幸いにもバリアとの接触は避けられた。

あまりのグリップ不足にフェルスタッペンは「信じらんない。対処できなかったんだけど。グリップなさすぎ」と思わず笑った。

結局、最初のプラクティスは僚友セルジオ・ペレスと全くの同タイムを刻んで4番手に留まり、90分間全てを2023年仕様のタイヤテストに費やしたFP2は6番手タイムと共にクルマを降りた。

スピンを除けば万事問題なし

マックス・フェルスタッペンFP2: 6位 1分21秒588
FP1: 4位 1分20秒827

今朝のFP1では少しスピンしてしまった。コースを外れた瞬間に氷の上にいるような感じがして、リアが左右に流れてしまったんだ。

ソフトタイヤでの走行は万事問題なしって感じだったけど、それで走ったのは1回だけだったし、FP2はピレリのタイヤテストに取り組まなきゃならなかったから、前の週末と同じように未知数だけで少しばかり難しい状況だ。

得られたデータは殆どないけど、全ていい感じだったことだし、明日の予選で何ができるか様子を見守ることにするよ。


FP2は前戦アメリカGPに続き、2023年仕様のタイヤ開発テストに割り当てられた。2022年F1メキシコGPのFP1ではフェラーリの2台がタイムシートのトップを独占。これにレッドブルの2台が同タイムで続く結果となった。

メキシコグランプリの3回目のフリー走行は日本時間10月29日(土)26時から、公式予選は同29時から1時間に渡ってエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。

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