F1メキシコGPのガレージ内で笑顔を見せるトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー
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ブレンドン・ハートレー、新型エアロで6番手「僕のドライビングスタイルに合ってる」

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F1第19戦メキシコGP初日プラクティスを6番手で締め括ったトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは「僕のドライビングスタイルに合ってる」と語り、今回初めて使用した新しいエアロパッケージの性能に満足感を示した。

スクーデリア・トロロッソは、先週行われたアメリカGPの週末に、新型フロントウイングと改良版フロアを含む新しい空力パーツを持ち込み、ピエール・ガスリーのマシンに搭載した。だが、ウェットセッションが続いた事で思うように効果検証が進まず、期待通りの性能を発揮しているかどうかの判断が下せないままに週末を終える事となった。

そこで、今週末はこの新しい空力アップグレードをハートレーのマシンに搭載。メキシコGPの初日セッションを使って、実戦投入できるかどうかを検証しつつ、パフォーマンスを最大に引き出すためのセットアップを探る事になった。

午前のFP1に臨んだハートレーは、整流チェックのためにエアロレイクを取り付けて合計29周を走り込み9番手を記録。続く午後のセッションでもチームメイトのピエール・ガスリーを1秒もの大差をつけて6番手。旧型スペック2エンジンを使っていたにも関わらず、予選と決勝に向けて有望なパフォーマンスを示した。

新型エアロで6番手「ドライビングスタイルに合ってる」

ブレンドン・ハートレーFP1: 9位, FP2: 6位

今日は僕らトロロッソ・ホンダにとって本当にポジティブな一日になったよ。両方のセッションでトップ10に食い込めたからね。特に午後のセッションでは6番手だったし最高さ!エルマノス・ロドリゲスのトラックも楽しく走れたよ。前に何度かここでレースをしてるけど、F1マシンでドライブするのは今回が2回目なんだ。

今日は新しいエアロキットをテストするために多くの時間を割いたんだ。僕のドライビングスタイルにバッチリ合ってるんだろうね。クルマを自分が理想とする状態に徐々に近づけていけたような気がするんだ。ここ数戦は僕にとって良いレースが続いていたから、その勢いで今日を終えられて本当に嬉しい。これまでのところ、今週末には良い手応えを感じてるよ。


スクーデリア・トロロッソのフランツ・トスト代表はメキシコGPの公式記者会見の場で、本大会の含めた残り3戦で入賞を重ねないことにはハートレーの来季残留の可能性はないと主張。崖っぷちに追い込まれた状況の中で、ハートレーはガスリーを上回るタイムを刻んだ。

初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン。2番手にはダニエル・リカルドが続き、レッドブル・レーシングが後続を1秒以上も引き離す異次元の速さを見せた。3番手にはルノー・スポールのカルロス・サインツが続いた。

F1メキシコグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間10月27(土)24時から25時まで、公式予選は同27時から1時間に渡ってエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。

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