
メルセデス、鈴鹿で“野獣”解放へ。F1日本GPはリバリー意匠競争の様相
2026年F1第3戦日本GPでジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリがドライブするメルセデス「W17」のスペシャルリバリーが公開された。鈴鹿サーキットを舞台とする今週末のグランプリは、複数のチームが一戦限りのカラーリングを採用する今季最初の週末となる。
すでにレーシング・ブルズとTGRハースF1チームが日本向けのスペシャルリバリーを発表しており、メルセデスはそれに続く3チーム目となった。鈴鹿での一戦は各マシンのパフォーマンスだけでなく、ビジュアル面でも注目を集めそうだ。
鈴鹿でのW17には、フロントウイングに精緻な狼のグラフィックが加えられる。メルセデスはこのデザインを「野獣を解き放つ」というキャッチコピーとともに公開した。ライバルチームにとっては「勘弁してくれ」と言いたくなるところだろう。何しろメルセデスはすでに野獣を解き放っているのだから。
Courtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.
狼のグラフィックがあしらわれたメルセデスW17のスペシャルリバリー全体像、2026年3月24日F1日本GP (2)
シルバーアローの2台は2026年シーズンの開幕から好調を維持し、オーストラリアGPではジョージ・ラッセルが、続く中国GPではアンドレア・キミ・アントネッリが優勝を飾った。さらに中国GPのスプリントでもラッセルが勝利を挙げており、メルセデスは鈴鹿で開幕3戦3勝を狙う立場にある。
なぜ今回、狼をフィーチャーしたのかは明らかにされていないが、結果を伴う中でさらに解き放つという点が、今回のリバリーに別の重みを与える。なおこのグラフィックは、日本を代表するファッションデザイナー、山本耀司とのコラボレーションで制作された。
Courtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.
狼のグラフィックがあしらわれたメルセデスW17のスペシャルリバリー全体像、2026年3月24日F1日本GP (1)
Courtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.
フロントウイングに狼のグラフィックがあしらわれたメルセデスW17のスペシャルリバリー、2026年3月24日F1日本GP
日本GPに向けてスペシャルリバリーを用意するのはメルセデスだけではない。ハースは東宝株式会社とのシーズンを通じた協業の一環として、同社の象徴的存在であるゴジラをあしらったリバリーを「VF-26」に採用する。
レーシング・ブルズも、レッドブルの新製品のプロモーションとして、書道家の青柳美扇氏とのコラボレーションによる特別なカラーリングを用意している。通常より赤と黒の比重が高められたデザインで、3月21日の「Red Bull Tokyo Drift」イベントでお披露目された。
Courtesy Of Haas
ハースと東方株式会社との提携に伴うゴジラ特別リバリーを纏う「VF-26」、2026年3月24日F1日本GP (7)
Courtesy Of Red Bull Content Pool
F1日本GPのスペシャルリバリーが施されたレーシングVCARB 03、2026年3月21日 (1)