バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトン、そしてメルセデスのディーター・ツェッチェ会長
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メルセデスF1、2020年に向けてバルテリ・ボッタスとの契約延長を示唆

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メルセデスAMGのモータースポーツ責任者を務めるトト・ウォルフは、今季限りでシルバーアローとの契約が満了を迎えるバルテリ・ボッタスについて「ラインナップの変更は考えていない」と語り、契約延長に前向きな姿勢を示した。

歴史的な1000グランプリ目を迎えた先日のF1中国GPで、3戦連続となる1-2フィニッシュを果たしたメルセデスAMG。ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは選手権をリードし、コンストラクターでは計130点を稼ぎ出して、2位フェラーリに対して54ポイントもの大量ギャップを築いている。

上海でのレースを振り返ったウォルフ代表は「P1とP2を果たしたレースが終わったわけだが、短期的に、私は他の如何なるドライバーも検討してはいない」と語った。「2020年に向けての決断については、まず最初にバルテリとルイスと一緒に議論を行い、これを考慮に入れた上で最終決定する事になるだろう」

レッドブルのヘルムート・マルコが「トト・ウォルフはこの数ヶ月間、マックスと彼の父であるヨスとコンタクトを取っている」と語り、メルセデスがマックス・フェルスタッペンの引き抜きを画策しているとの発言が報じられたことで、ボッタスの進退に注目が集まっていた。

しかしながらウォルフは、ヨス・フェルスタッペンと連絡を取り合っていた事実は認めたものの、話の内容はフェルスタッペンの契約に関する事ではなく、一児の父親としての相談事だったと主張した。ウォルフには妻スージーとの間に授かった2歳の子供の他に、前妻との間に生まれた2人のティーンネイジャーがいる。(トト・ウォルフとは?

「私はマックスの電話番号を知らないし、電話で話した事は一度もない」とウォルフ。「私はヨスの事を友人だと思ってる。子供とゴーカートの事について話をしていたんだ。いつからカートに乗せようかと思ってね。マックスや彼の契約については何も話していない」