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マクラーレン、新車MCL34の画像流出を全面否定「第3者の捏造」

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先日、マクラーレンが誤って2019年型マシン「MCL34」の画像をFacebookページ上に流出させたと一部メディアが報道。SNSを通じて瞬く間に世界中へと広がる騒ぎがあったが、マクラーレンはこれを全面否定。全くのデタラメであり、誰かがでっち上げたものだと主張した。

Facebook上に流出したとされるマクラーレンMCL34の画像
Facebook上に流出したとされるマクラーレンMCL34の画像

その画像のリアウイングには、昨シーズンの後半にスポットでスポンサーを務めた「コカ・コーラ」のロゴが掲げられ、フロントノーズにはランド・ノリスのカーナンバーである「4」が紫がかった青色でプリントされていた。報じられたところによると、マクラーレンの公式Facebookページのカバー写真に一時的に掲載されたものだという。

この画像に対してマクラーレンはTwitterアカウントを通して「面白い試みだとは思うが、これは我々のチャンネルから出てきた画像ではない。”絶対に”」とコメント。同チームが持つメディアプラットフォームに掲載された事実はなく、マクラーレンではない第3者が捏造したものだと反論した。

昨年、トロロッソ・ホンダのSTR13がネット上に流出した事があったが、筆者はあの時偶然にもその瞬間を目撃できた。だが、MCL34がフェイスブックに流出したとされる今回の件については全く確認できていないため、マクラーレンの主張が正しいのかどうかは判断出来ない。

とは言え、一時的にであれ一度でもSNSに流出したならば、必ず誰かしらの目には止まる事になる。そのため流出が事実であるならば、公式が”絶対に”等と否定する事は少々考えにくい。嘘である事がバレるのは時間の問題であり、ブランドイメージを著しく損なう事になるからだ。

リアウイングの大きさなどは、2019年仕様としてかなり正確な大きさに描かれているように見受けられ、本物かと思わされる部分がないではないが、海外の掲示板やSNS上には、自身がこの画像を捏造したと主張する者も現れており、我々は今回の流出画像が偽物である可能性が高いと踏んでいる。

上記動画のように、技術を持つ者が昨年のマシンのスタジオフォトを元にしてPhotoshopなどの画像編集ソフトを駆使すれば、このようなイメージを作成する事は容易だ。

何れにせよ、実車の「MCL34」はバレンタインデーの2月14日(木)に公開される。後3週間の辛抱だ。