マクラーレンF1、バンドーンとドルゴビッチを2023年序盤15戦のリザーブとして確保

ストフェル・バンドーン、2022年Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

ストフェル・バンドーンは2023年に再び、マクラーレンのF1マシンをドライブする事になるかもしれない。ランド・ノリスとオスカー・ピアストリに不測の事態が生じた場合、代役を務める可能性がある。

マクラーレンは開幕バーレーンから9月のイタリアGPまでの序盤15戦に関して、同じメルセデス製F1パワーユニットを搭載するアストンマーチンとの間で、リザーブを務めるバンドーン及びフェリペ・ドルゴビッチを借り受ける契約を結んだ。

マクラーレンは今季のリザーブ・ドライバーとしてアレックス・パロウと契約を結んでいるが、パロウは9月10日(日)のラグナ・セカでの最終戦までインディカーでの仕事が立て込んでいる。

マクラーレンは既にメルセデスとの間でもミック・シューマッハの借り受け契約を結んでおり、2023年の序盤15戦に関してはパロウ、シューマッハ、バンドーン、そしてドルゴビッチという4名のリザーブ・ドライバーを利用する事ができる。

バンドーンはメルセデスでの昨季タイトル獲得を経て、今季はDSペンスキーからフォーミュラE世界選手権に参戦。これと並行してプジョーのハイパーカー・プログラムのリザーブを務める。フォーミュラEとF1の週末がバッティングするのはマイアミ、スペイン、ベルギーの3回だ。

バンドーンは2016年のバーレーンGPでF1デビューを果たし、2017年から2018年にかけてフェルナンド・アロンソをチームメイトとして、マクラーレン・ホンダのレギュラードライバーとして活躍した。

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