ルノースポールの2018年F1マシンR.S.18のフロントノーズcopyright Renault

ルノーF1、王者メルセデス躍進の立役者マシュー・ハーマンをヘッドハンティング

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ルノー・スポールF1チームは6月15日(金)、王者メルセデスAMGからエンジニアのマシュー・ハーマンを引き抜いた事を明らかにした。ハーマンは9月1日付でルノーの副チーフデザイナーに就任、デザイン部門を統括するマーティン・トリデイと最高技術責任者を務めるボブ・ベルの下、来季以降のマシン設計に携わる。

ハーマンは、メルセデスでパワートレイン領域のシステムインテグレーション及びトランスミッション設計の責任者を務め、エンジンと車体、そしてトランスミッションをシームレスに連携させるべく両部門に深く関与していた。専門分化が進むフォーミュラ1において、ハーマンはジェネラリストとしてメルセデスの躍進を影で支えてきた。

ルノーのチーム代表を務めるシリル・アビテブールは、ハーマンの加入はレギュレーションが大きく変更される2021年以降のルノーのパフォーマンスに大きな影響を及ぼすとして期待感を示している。

「マシューほどの才能を持つ人物をチームに迎え入れる事ができて嬉しく思う。我々は、彼の加入によって将来のマシン設計サイクルにおいて多大な利益を得る事になるだろう。これはワークスとして復活して以来我々に不足していた部分であり、2021年に大きな変化が予定されてる事を考えれば、その重要性は今後さらに増す事になるだろう」

メルセデスは現在、7戦を終えた時点で206ポイントを獲得し選手権争いをリード。一方のルノーは56ポイントを得て、メルセデス、フェラーリ、レッドブルに次ぐ4位につけている。