シュミット・ピーターソン・モータースポーツのマーカス・エリクソン
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マーカス・エリクソン、インディカーの強豪チップ・ガナッシに移籍

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チップ・ガナッシ・レーシングは現地8日、2020年のインディカー・シリーズより3台体制へと拡大し、マーカス・エリクソン(29歳)と契約した事を発表した。来季ガナッシはスコット・ディクソンのチームメイトとして、フェリックス・ローゼンクビストとエリクソンというスウェーデン人コンビがドライブする事になる。

29歳のマーカス・エリクソンは、今年アロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツからインディカーへと参戦。16戦に出場し、デトロイトでベストリザルトとなる2位表彰台を獲得。シーズン中に6周のリードラップと88.5%の完走率を記録し、一貫したパフォーマンスを残した。

インディカー以前には、2007年のBMW UKと2009年の日本フォーミュラ3で2度のチャンピオンを獲得。また、2007年と2009年には、スウェーデン・ジュニア・レーサー・オブ・ザ・イヤー賞を獲得し、2018年までの5シーズンに渡ってF1世界選手権に参戦していた。

「まず何より、チップ・ガナッシ・レーシングに加わるチャンスをもらえた事を本当に嬉しく思うし、また誇らしく思っている」とマーカス・エリクソン。

「ガナッシはトップチームだし、それは歴史が証明している。彼らが僕を信じてくれている事を心から感謝しているし、2020年にチームを成功に導くためにできる限りのことをするつもりだ。スコット(ディクソン)とフェリックスというシリーズ最高のドライバー達と共に仕事ができるのを本当に楽しみにしている。今シーズンの経験を活かして、さらに上を目指していきたい」

チームオーナーのチップ・ガナッシは「マーカスが持つユニークかつ包括的な経験がチームを後押しするのは間違いない。多様なバックグラウンドを持つ人財はレースプログラム全体に良い影響をもたらす。マーカスが、スコットやフェリックスと共に何を達成してくれるのか楽しみだ」と語った。