2019年インディカー・シリーズ第3戦バーバー予選でポールポジションを獲得したレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨
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佐藤琢磨、2020年インディカー参戦継続が決定…RLLが契約更新を発表「来シーズンが本当に楽しみ」

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米インディカー・シリーズに参戦するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)は9月21日、佐藤琢磨との契約更新を発表した。これにより、佐藤琢磨のインディカーでの11シーズン目が確定。RLLとは3年連続、通算4シーズン目を迎える事になる。

佐藤琢磨は2018年に古巣RLLに復帰。キャリア通算5勝のうちの3勝を、RLLと共に獲得してきた。今シーズンは第3戦アラバマでのポール・トゥ・ウィンを含めてキャリア初の年間2勝目を挙げ、インディアナポリス500とデトロイトのレース1では3位表彰台を獲得。チャンピオンシップ上位を争う活躍を示している。

「来季もこのチームと一緒に歩んでいけることになり、本当に嬉しく思っています」と佐藤琢磨。「チームのメンバーは誰もが僕を信頼し、全力でサポートしてくれます。僕にとってこのチームは本当に仕事がしやすく、チームの一員であることに誇りを持っています」

「今年も素晴らしいシーズンとなりました。大変な時期もありましたが、それがむしろ僕たちの結びつきをより強いものにしてくれました。チームの共同オーナーであるボビー、マイク、デイヴィド、そしてチームメンバーのひとりひとりには、どんなに感謝しても感謝しきれません。残る今シーズンを力強く戦いきるとともに、来シーズンをともに戦うことを楽しみにしています」

チーム共同オーナーであるボビー・レイホールは、佐藤琢磨と共に達成した今季のパフォーマンスに高い満足感を示し「タクマがチームにとって必要不可欠な存在であることは明らかだ」と述べ、契約更新の正当性を強調した。

佐藤琢磨はF1での90戦を経て、2010年にインディカー・シリーズでデビュー。以来168戦に出走し、優勝5回、表彰台12回、ポールポジション9回を獲得している。