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ストフェル・バンドーンにとって最初で最後のF1マレーシアGPは、フェルナンド・アロンソやエリック・ブーリエを筆頭にチーム内の誰もが諦めていた予選順位を守り抜き、7位でフィニッシュするという最高の結果で幕を閉じた。レースを終えたバンドーンは「自身のF1レース史上最高のレース」と述べ喜んだ。
予選後には、決勝では苦戦を余儀なくされるだろうと懸念を示していたバンドーンだが、スタート後のオープニングラップでフォース・インディアのエステバン・オコンを一気に交わし5番手に躍り出た。その後バンドーンがポジションを譲ったのは、セルジオ・ペレスと最後尾から追い上げてきたフェラーリのセバスチャン・ベッテルの2台のみ。
結果、エンジンパワーで劣るマクラーレン・ホンダの苦手コースでライバル勢からの猛追を交わし、スタート順位を見事に死守し2戦連続で7位入賞とチームに多くの選手権ポイントを献上した。
最後まで全て上手くこなした:F1マレーシアGP決勝を終えて
ストフェル・バンドーン決勝: 7位, 予選: 7位
僕としては、これまでF1を戦ってきた中で最高のレースだったと思うよ。週末を通してずっと強さを感じてたし、車の感触もすごく良かったんだ。予選を7番手で終えた後、決勝レースがどうなるかあまり自信はなかったから、今日の7位フィニッシュは最高の結果だよ。
スタートがものすごく上手くいったんだ。フォース・インディアや後続のウィリアムズを抑えるのは厳しいって思ってたんだけど、ペレスに抜かれただけで済んだよ。それからのレースペースはもうバッチリで、ラップを重ねる度にタイヤをマネジメントしつつ激しくプッシュして、後ろのストロールとのギャップを維持するように頑張ったんだ。僕は最後まで上手くやったってわけ。すごくハッピーだよ!
19回の歴史に幕を下ろしたマレーシアGPのレース詳細については、2017年F1マレーシアGP決勝結果とダイジェストを参照されたい。次戦F1日本GPは、10月6日(金)10時からのフリー走行で幕を開ける。