ルイス・ハミルトン、2022年までメルセデスF1に残留? 新契約締結間近との報道
ルイス・ハミルトンが2022年までメルセデスAMGに留まる可能性が高まっている。イタリアのラ・ガゼッタ・デロ・スポルト紙は、6度のF1ワールドチャンピオンがメルセデスとの契約を2022年末まで延長する見通しだと伝えた。
ミハエル・シューマッハに並ぶ7冠目のタイトルを目指す英国人ドライバーは、先日7日に35歳の誕生日を迎えた。シルバーアローとの契約が今シーズン末に満了を迎える事から、その去就に注目が集まる中、昨シーズンの最終アブダビGPでは、ジョン・エルカン会長との会談が話題となり、フェラーリへ移籍するのではとの噂が過熱した。
跳馬への移籍がニュースになると、元F1ドライバーのエディ・ジョーダンは、ハミルトンが2020年末を以てメルセデスを去りフェラーリに移籍するのは確実との考えを示し、F1ファンの関心を誘った。
ところがその後、メルセデスと並んで3強チームの一角をなすレッドブル・ホンダとフェラーリが相次いで契約更新を発表。マックス・フェルスタッペンは2023年末まで、シャルル・ルクレールは2024年末まで現在の所属チームに留まる事が確定し、にわかにドライバーマーケットが動き出した。
伊紙は、ハミルトンが契約更新についてメルセデスと議論していると報道。「両者は2022年末までの契約延長について交渉しており、協議は非常に進展している」と伝え、年俸はボーナスを含めて年間4,500万ユーロ相当(約54億9,651万円)になる可能性があるとしている。
ハミルトンは昨年秋に、英テレビ局とのインタビューの中で、”赤いチーム”(フェラーリ)への憧れを口にしたものの、その一方で「それは非常に難しいシナリオだ」と答え、移籍の可能性が著しく低い事を認めている。