マッティア・ビノット代表と握手を交わすシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2022年11月17日F1アブダビGP
Courtesy Of Red Bull Content Pool

シャルル・ルクレール、ビノットのフェラーリF1辞任発表に反応

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マッティア・ビノットのフェラーリF1チーム代表辞任発表を経て、シャルル・ルクレールが過去数年間に渡るその貢献に対して感謝のメッセージを発した。

ビノットの更迭報道が過熱したのはチームオーダー騒動と予選でのタイヤ戦略ミスが話題を集めたF1サンパウロGP後の事だった。

これに際してルクレールとビノットが良好とは言えない関係にあると指摘が飛び交った。真相は謎のままだが、ルクレールはSNSを通して上司に対する感謝の意を表した。

「マティア、全てに感謝したい。僕らは4年間に渡って共に非常に激しいシーズンを過ごしてきた。それは大きな満足感をもたらすものであったのと同時に、必然的に困難を伴うものでもあった」

「あなたへの尊敬の念が薄れることは決してない。僕らは常に同じ目標に向かってひたむきに働いてきた。幸運を祈っている」

後任についてフェラーリは年内中の発表の見通しはなく、現時点では未定だと説明しており、誰がこの困難な役割を引き継ぐかは不明だ。

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表にアプローチしたとの報道もあるが、アルファロメオF1でチーム代表兼CEOを務めるフレデリック・バスールが有力候補とみられている。

バスールはF1におけるルクレールの最初のボスであり、25歳のモナコ人ドライバーのマネージャーを務めるニコラス・トッドの良き友人として知られる。