マクラーレンF1チームと2025年までの契約延長で合意したランド・ノリス
Courtesy Of McLaren

ランド・ノリス、マクラーレンF1との契約を2025年まで延長

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FIA-F1世界選手権に参戦するマクラーレン・レーシングは2月9日(水)、レギュラードライバー契約を2025年末まで延長する事でランド・ノリスと合意に至ったと発表した。

英国ウォーキングのチームは昨年のモナコGPで、ノリスとの契約を複数年延長するためのオプションを行使したと発表。2022年シーズンの開幕並びに新車「MCL36」の発表を前に両者は、新たに4年間の契約を締結する事を申し合わせた。

ノリスは17歳だった2017年、マクラーレン・オートスポーツBRDCヤングドライバー賞の受賞の報奨として、ハンガリーでマクラーレン・ホンダ「MCL32」をドライブ。2017年と2018年にテスト兼リザーブドライバーを務めた後、2019年にフルタイムのレースシート契約を結んだ。

F1デビューシーズンにランキング11位を獲得して才能を見せつけると、翌2020年は初表彰台を手に9位にランクイン。昨シーズンは4度の表彰台と初のポールポジションを獲得して6位でシーズンを締め括った。

マクラーレンF1チーム代表のアンドレアス・ザイドルはノリスとの契約延長について「彼の才能に対する我々の信念と信頼の表れというだけでなく、ランドがチーム及びワールドチャンピオン獲得に向けた我々の道のりを信頼・コミットしてくれている事の強い表れだ」と語った。

「ランドは過去4年間に渡ってF1ドライバーとして目覚ましい成長を見せ、チームが上昇気流に乗る上で重要な役割を担ってきた」

「先頭争いへの復帰に向けた旅の途上にある我々にとって、ランドはその計画の重要なファクターだ」

「ダニエル(リカルド)並びにチーム上層部と合わせて彼を長期的に確保した事で我々は、ワールドチャンピオンシップ制覇という共通の目標に向かって成長していく上での安定性と継続性を手にした事になる」

マクラーレンとの長期の契約延長についてノリスは、昨シーズンのチームのパフォーマンスや将来に向けた投資並びに各種の取り組みを理由に挙げ「当然の決断」と説明した。