太田格之進、MSRからインディカー初テストへ―佐藤琢磨の軌跡を追うか

  • Published:
  • Googleで優先するソースとして追加する

日本のトップ・フォーミュラで活躍する太田格之進が、米国オハイオ州のミド・オハイオ・スポーツカーコースで初めてインディカーをテストすることが決まった。10月1日にメイヤー・シャンク・レーシング(MSR)から参加する。

国内外で実績を積む新星

京都府京都市下京区出身の太田はカートを経て、2018年にホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿(現HRS)でスカラシップを獲得。FIA-F4選手権、フランスF4選手権、スーパー耐久シリーズなどで経験を積み、2023年には国内最高峰スーパーフォーミュラへステップアップした。今季はすでに3勝を挙げ、4度の表彰台を獲得するなどランキング3位に食い込む活躍を見せている。

さらに今季はアキュラMSRの「93号車 Acura ARX-06」を駆り、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の最高峰GTPクラスにもスポット参戦。デイトナ、ワトキンスグレン、インディアナポリスのロードコースに出場し、いずれもトップ10フィニッシュを果たしている。

クロスオーバー育成プログラムの一環

今回のミド・オハイオでのインディカーテストは、IMSAとインディカーの両プログラムを持つMSRが進める「クロスオーバー育成」の一環として実施される。

チーム共同オーナーのマイク・シャンクは「カクにこのチャンスを与えられることができ本当に嬉しく思う。我々は、新しいことを学びスキルを広げてもらう機会をドライバーに与えることを大切にしている。IMSAとインディカーの両方に参戦しているからこそ、それが実現できる」と期待を寄せた。

太田「違いを早く確かめたい」

初めてのインディカー体験を前に、太田自身も大きな期待を語る。

「インディカーをドライブできることになり、本当に楽しみです。マイクには本当に感謝しています。ホンダやアキュラのエンジンを積んだ様々なカテゴリーのマシンを経験できるのは本当に貴重なことですし、今乗っているマシンとどう違うのか、早く確かめたいです」

太田は2度のインディ500ウィナー、佐藤琢磨の軌跡を追うのか――。次世代を担う日本人ドライバーが新たなステージへと踏み出す今回の挑戦は、大きな注目を集めることになりそうだ。