2018年 SUPER GT 500でのタイトル獲得を喜ぶ山本尚貴とジェンソン・バトン 2018年11月11日
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ジェンソン・バトン、SUPER GTでドライバーズチャンピオンを獲得「F1以来のタイトル、感動だよ!」

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2009年のF1ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンが2018シーズンのSUPER GT GT500クラスで山本尚貴と共にドライバーズチャンピオンを獲得した。バトンは一昨年、マクラーレン・ホンダでF1キャリアに終止符を打ち、今年日本のSUPER GTへの参戦を開始した。

今年チーム・クニミツからSUPER GT GT500クラスに参戦しているRAYBRIG NSX-GTの山本尚貴/ジェンソン・バトン組が、11月11日(日)に栃木県ツインリンクもてぎで開催されたシリーズ第8戦「MOTEGI GT 250km RACE GRAND FINAL」で3位入賞を果たし、タイトルを獲得した。

同点首位でタイトルを争うこととなった平川亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 1号車は、6番手スタートから猛追を見せたものの惜しくも逆転はならず、ランキング2位でシーズンを終える事となった。

「この一年間はチャレンジの連続で非常にタフだった分だけこの結果に感動だよ」とバトン。「これまで様々なレースを経験してきたけど、SUPER GTは世界に誇れる素晴らしいレースだと思う。個人的には9年前にF1でチャンピオンを獲って以来の久しぶりのシリーズタイトルだし、本当に嬉しい」

「ナオキには当然感謝してるし、スーパーフォーミュラとのダブルチャンピオンを祝福したい。完璧な仕事をしてくれたチームスタッフ、応援してくれたファン、そしてサポートしてくれたすべて皆にお礼を言いたい。本当にありがとう」

TEAM KUNIMITSU総監督 高橋国光とジェンソン・バトンと山本尚貴

山本尚貴にとっては、先日果たしたスーパーフォーミュラ選手権でのタイトルと合わせて今年2冠の快挙。喜びではなく、まずは感謝の言葉を口にした。

「長い間、良い時も悪いときも支え続けてくださったファンの皆様、そしてチームのみんなに感謝を伝えたいです」と山本尚貴。「言葉では言い表せません。また初めてのシーズンにも関わらず素晴らしい走りで勝利に貢献してくれたバトン選手にも感謝しています」

「個人としてはSUPER FORMULAとSUPER GTの両方でチャンピオンを獲得でき、こんなに幸せなことはありません。特にこの数週間は緊張が続いていましたが、良いレースで、良い結果に繋げることができました。サポートいただいた全ての方に感謝しています」

総監督の高橋国光にとっては、全日本GT選手権時代からの念願であったシリーズタイトル。遂に手に入れた栄誉を心から喜んだ。

「これまで我々のチャレンジを支えていただいたスポンサーや関係者、そしてファンの皆様に感謝いたします。このタイトルは、SUPER GTを熟知する山本選手とF1チャンピオン経験者であるバトン選手がお互いを刺激し合いながらいい戦いをしてくれたことはもちろんですが、チームスタッフ全員が一丸となり成し遂げたものだと思います。これからもファンの皆様に喜んでいただけるようなレースができるように頑張っていきたいと思います」

RAYBRIG NSX-GTと記念撮影するチーム・クニミツのメンバーとジェンソン・バトン