初めてF1マシンに乗り込みフリー走行1回目を走行するRBの岩佐歩、2024年4月5日F1日本GP、鈴鹿サーキット
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F1日本GP 2024《初日》ハイライト動画:週末デビューの岩佐歩夢、鈴鹿クラッシュ第一号はサージェント

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4月5日に行われた2024年F1第4戦日本GP金曜フリー走行では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がトップタイムを記録。角田裕毅(RBフォーミュラ1)は4番手で初日を締め括った。

予選・決勝と同時刻帯のプラクティス2は小雨に見舞われ、気温13℃、路面17℃と、FP1よりも更に寒いコンディションとなった。小雨下の微妙なダンプ路面という事で有益なデータを収集する事は難しく、またリスキーなコンディションで不必要な事故に遭うリスクは避けたいとの思惑から、コースに出る者は限られた。

FP1のクラッシュによりクルマの修復が間に合わず、2回目のセッションを欠席したローガン・サージェント(ウィリアムズ)にとっては不幸中の幸いだった。サージェントは2023年の日本GP予選でもクラッシュを喫しており、昨年の苦い思い出を上書き出来ずにいる。

フリー走行1:ハイライト動画

RBはホンダの母国で若手起用義務の一つを消化。ダニエル・リカルドに代わって岩佐歩夢がVCARB 01のステアリングを握り、全車最多タイとなる22周を走り込み、チームメイトから0.873秒遅れの16番手を記録した。

セッション半分の30分を前にサージェントは、ターン7を抜けた先でアウト側のグラベルに右ホイールを落としてクラッシュ。11分間に渡って赤旗中断となった。

2024年F1日本GPFP1ハイライト動画-2024年4月5日鈴鹿サーキット

2024年F1日本GP《FP1》結果

フリー走行2:ハイライト動画

セッション開始から50分を経てタイム計測を終えたのはRB勢の僅か2名のみ。角田裕毅はダニエル・リカルドを抑えてインターミディエイト・タイヤでタイムシートのトップに立ち続けていた。

しかしながら、セッション終了後のスタート練習に参加するために、最終盤に一気に半数近くがコースインした。

その半分程は計測ラップを走らなかったが、ピアストリはソフトタイヤで周回を重ねて1分34秒725のベンチマークを刻んだ。最終的にタイム計測を完了したのは7台に過ぎなかった。

2024年F1日本GPFP2ハイライト動画-2024年4月5日鈴鹿サーキット

2024年F1日本GP《FP2》結果


3回目のフリー走行は、日本時間4月6日(土)11時30分から、公式予選は同15時から1時間に渡って鈴鹿サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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